舞 さん
のうた一覧
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故郷の古き社の木も陰を駆けて出でくる幼き我が
令和五年七月四日
7
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古き世に栄えし城址夏草の夢のみ語る石碑の詩
令和五年七月三日
12
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辻毎に思い出のある故郷に美しく咲く思い出にない花
令和五年七月二日
8
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ふるさとは年相応に色褪せて思い出にない花美しく
令和五年七月二日
6
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出張す温泉泊まり湯船へと漬かりて忘る妻も仕事も
令和五年七月一日
6
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酔い覚めて夜半には寂し夢の跡恋しひとの名よぶ吾の声
令和五年六月三十日
9
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ランドセル 軽げに揺らし 子どもらの 猿声聞かば いただく元気
令和五年六月二十九日
8
青空の 朝の雲まで 子らの声 溢...
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道端の踏まれゆく花踏まれても踏まれてもなを咲きて散りゆく
令和五年六月二十八日
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花壇へと 咲きて愛でらる 花もあ...
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海山の幸は美ましと梅雨無くにまほろばの国アイヌモシリは
令和五年六月二十七日
10
アイヌモシリ北海道
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父母の描ける夢は知らぬとも残る面影笑み語る顔
令和五年六月二十六日
10
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スーパーの五割り引きにて買う肴妻の自慢を聞きつ晩酌
令和五年六月二十五日
1
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紫陽花の 色染まりゆく みどり葉に 枯れゆく身にも 降るこぬか雨
令和五年六月二十五日
11
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大空の青と雲とを映しては色染まりゆく紫陽花の花
令和五年六月二十四日
10
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何処からか妻の摘み来るみどり葉の何色に咲くつぼみ紫陽花
令和五年六月二十三日
8
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口聞かぬ妻をしり目に一二杯機嫌とるのは呑みてその後に
令和五年六月二十二日
10
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朽ちてゆくレプリカントの夢 数値へと変換できぬ恋をする夢
令和五年六月二十一日
6
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かそけくも星降る音の夜半の酒独り静かに酔うべかりけり
令和五年六月二十日
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若山牧水「白玉の 歯に染みとおる...
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爺婆が杖のあいた手お互いに支えあいつつ恋人繋ぎ
令和五年六月十九日
6
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青空の澄みては高く良き風の美し大地の北の国かな
令和五年六月十八日
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洗濯す料理す妻の背をながめ戻らぬ刻を幾く夜経て今
令和五年六月十七日
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