舞 さん
のうた一覧
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解き放つひと時だけと知りつつも酒に紛ぎらす一日の憂さ
平成二十三年十月二十八日
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解き放つひと時だけと知りつつも酒に紛ぎらす一日の憂さ
平成二十三年十月二十八日
3
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海底の深みに沈み見上げたる揺れる水面のビル谷の空
平成二十三年十月二十六日
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揺れ昇る 気泡を追いて 見上げれ...
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一日の憂さを背負いて地下鉄の闇を眺めて今日も過ぎゆく
平成二十三年十月二十四日
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雨降れば雫の珠に紅葉の落ちはせぬかと君は歌詠む
平成二十三年十月二十二日
3
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背の曲がる老婆が一人掃除する秋のゆく墓地朝日の降りて
平成二十三年十月二十日
9
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名残無きひとよを過ごし時来ればいざ旅立たん朝露に濡れ
平成二十三年十月十一日
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光源氏様に頂いた「入り日なす眞野...
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季節毎変わらぬ花は廻ぐるとも紅葉ゆくたび人は歳経る
平成二十三年十月十日
6
年毎に 廻ぐる季節の 花咲くも ...
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大空の果てには在るや人の世の憂さの無き国雲を見上げる
平成二十三年十月六日
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人の世に 人と生まれて 人と生き...
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秋謳う二十一首の宇宙ありその彩どりを愛でようた人
平成二十三年十月一日
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歌会「秋を詠わん」 評価中です...
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陰に咲く花またありて曼珠沙華色紅を秘して佇たずむ
平成二十三年十月一日
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月影の 照らして紅し 曼珠沙華 ...
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膝をつき汗浮かべつつ床磨く作業着ありてビルの片隅
平成二十三年九月三十日
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作業着で 床磨く人 汗浮かべ 小...
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身に沁みる秋風運ぶ虫の音に時は移れど同じ月影
平成二十三年九月二十八日
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気が付けば 身にふりきたる 時の...
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朝日降る淀の流れの滔々と夢も歴史も呑みて留まらず
平成二十三年九月二十八日
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時々にこの真鏡を曇らせるその術べを知り大人へとなる
平成二十三年九月二十六日
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折り合いを つけつつ歳を 重ねゆ...
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「台風よ こねでけろじゃ」とテレビへと語りかけたる農夫の祈り
平成二十三年九月二十五日
8
悠々様の「血と塩の〜」に触発され...
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稲穂垂れ修羅微笑えむか 大空を見上げる農夫独り田にあり
平成二十三年九月二十四日
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闘いの 神ひとり立つ 春の修羅 ...
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三十一つ込めたる想い伝わりて心に響く音楽となる
平成二十三年九月十九日
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信じつつ歩めばそこに路ち在りて神を殺すも崇めるも我
平成二十三年九月十九日
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宗教も 哲学も皆 他者なりと 知...
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ゆく夏の名残も涼し制服の白も清げに通学の子ら
平成二十三年九月十六日
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