舞 さん
のうた一覧
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ネオンさえ暗き酒場の片隅に独り酔い呑む酒のみ優し
平成二十四年一月二十五日
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酔い笑い酔いて恋して酔って泣き酔うも醒めるもみな夢ひとよ
平成二十四年一月二十五日
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人の世を 酔うも醒めるも 住む人...
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制服のスカート下の膝小僧まるく艶やに春先駆けす
平成二十四年一月二十四日
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雪降らぬ 街行く子らの 頬染めし...
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飯場にてキスぐれ酔いし昭和なる夜もまたあり夢のまた夢
平成二十四年一月二十三日
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苦しくも泪くこと出来ぬおとな也傷を隠してせめて酒呑む
平成二十四年一月二十三日
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弱りゆく幸福の木に なにごとか語り水やる女子事務員おり
平成二十四年一月二十一日
5
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一日を終えて見上げる凍て月の何故か滲じみて憂さの重さに
平成二十四年一月二十日
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光源氏様ありがとう御座います。こ...
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寂しさの果てることなく今日もまたひとよを酔いて憂さを忘れる
平成二十四年一月十九日
4
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夕茜照らす雲ゆく下に住む人は持てるや吾れ探すもの
平成二十四年一月十六日
4
夕焼けの 照らす茜の 雲の先 住...
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一羽飛ぶ空鈍色に一声を残す鴉の何を探して
平成二十四年一月十五日
6
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地下鉄の窓に写りて影ひとつひたすらに問う朽ちゆく吾に
平成二十四年一月十四日
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汗かきつ客相手する立ち呑みの彼女らの顔菩薩とも見る
平成二十四年一月十三日
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セレブには 縁無き酒の 場末なる...
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まだ暗き 朝掃除夫の 身を屈め 吾れゆく廊下 ひたすらに拭く
平成二十四年一月十一日
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色もなき風に言の葉綾を成し雅とぞする神やまと歌
平成二十四年一月十一日
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歌には言霊の神座します。
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成人に飾り輝く若人ら知るや生き様父母の二十年
平成二十四年一月九日
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頭頂の白き薄きの憂いさえ笑みて気にせぬ妻の憎くくも
平成二十四年一月六日
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今日の日を過ごして暮れる憂さひとつ妻や君にも語るも出来ず
平成二十四年一月五日
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乳飲み子の抱かれて見上ぐ瞳には何色の雲何色の空
平成二十四年一月三日
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春来たる積もる憂さなどひと吹きし呑みて語らんデカい希望を
平成二十四年一月一日
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「初恋は 遂に叶わづ 火の想ひ ...
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ふる里の雪の寿ほぐ年越しの良き事積もれ新しき春
平成二十三年十二月三十一日
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瓦礫なす 山まだ残る みちのくを...
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