舞 さん
のうた一覧
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生活の日々に埋もれる苦しみを消さぬため詠む癒やすため詠む
平成二十四年四月二十三日
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春を待つみちのく深き城跡の御掘りに映す花今如何に
平成二十四年四月二十三日
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北国に春待つ貴女へ 「花を待つ...
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佳き日には窓開け放ち陽を入れて名も知らぬ花妻と愛でつつ
平成二十四年四月二十一日
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その恋を颯爽と詠む春初めし君へ嫉妬す翼消ゆ吾れ
平成二十四年四月二十日
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君の背の折れた翼は癒やせぬもそっと触れつつくちづけをせん
平成二十四年四月二十日
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肩揉めと幼き吾れに背を向けて酒呑む父の墓石冷たく
平成二十四年四月十七日
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呑み酔わん花散る夜に月映す杯に足る人の世の憂さ
平成二十四年四月十六日
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白珠のピアスの揺れる桜色如何にや穿がつ誰がために開く
平成二十四年四月十五日
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白珠の 揺れるピアスの 影さえも...
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まだ堅き蕾に降れる名残雪貴女の肩に白き花咲く
平成二十四年四月十五日
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恋初めし 十五の春の 名残雪 堅...
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春風にそれじゃアバよと乙女らの裾吹き返し花ふぶき降る
平成二十四年四月十五日
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今日の日を過ごして沁みる酒苦く妻に見せらぬ憂さに酔う夜
平成二十四年四月十一日
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手鏡の代わりに写す携帯に疲れた顔の見知らぬオヤジ
平成二十四年四月九日
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いつの日か世の憂さ知るやピカピカの制服の子ら背に桜受け
平成二十四年四月九日
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一日の傷を押さえて呑む酒も今日こそ沁みる桜咲く夜
平成二十四年四月四日
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ゴミ出しに戻れる妻のひと言の桜咲いたと乙女のごとく
平成二十四年四月三日
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背な毎に憂さ苦しみの有るものを地下鉄の窓共に映して
平成二十四年四月二日
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見る者の想いに映す花影は散り果ててこそ色鮮やかに
平成二十四年三月三十一日
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おっさんの通勤カバンのマスコットやけに可愛く妻や子買うや
平成二十四年三月二十二日
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その髪を任せて堕ちる日も来るや朝の光りに清しき乙女
平成二十四年三月十九日
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魁がけて蕾の張れる季節知る乙女ら街を輝かせゆく
平成二十四年三月十八日
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