舞 さん
のうた一覧
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いつからかともに歩みし年よりも残れる日々を思う時あり
平成二十三年八月十一日
16
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骨さえも残さず喰いし頃もあり魚一匹歳経るを知る
平成二十三年八月十一日
11
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妻待ちて夕餉もあれどあての無き旅を思える黄昏の空
平成二十三年八月十日
5
「彷徨えば 恋しかるべき 家あれ...
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一日を終わりてひとつ溜め息を吐くがごとくに一杯の酒
平成二十三年八月九日
12
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真夏陽も照らせぬ陰に紅ひに濡れし花有り人の心に
平成二十三年八月八日
1
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ひと夏を鳴きて骸ろの蝉の声降るを受け留む歌と思えば
平成二十三年八月七日
11
万物に 皆歌有りと 春秋の 移ろ...
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盛夏過ぎ身に秋風の染む夜半に来る人も無く 玲瓏の月
平成二十三年八月六日
3
「顔をふせ 誰を待つきみ 背もさ...
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迷い出でアスファルトにて干されたる吾が影の内蚯蚓一匹
平成二十三年八月六日
7
探しつつ 迷い惑どいて 夏の陽に...
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吹かれつつ優しく揺れる木々青葉蝉の生き様死さえ見つめて
平成二十三年八月五日
5
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シャープペン重くて持てぬ時もあり意味なき羅列のディスプレイ見る
平成二十三年八月五日
4
「時折に 沈みて深く 言葉さえ ...
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過ぎ行けば寂しくもあるひと夏の陽に焼けた肌真夏夜の夢
平成二十三年八月五日
3
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蝦夷エミシ二〇一一滾ぎる血の繋がり伝うねぷた出陣
平成二十三年八月五日
1
「出陣す ドンコドンコと 打ち鳴...
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通勤の電車を降りず何処かへ流れ行きたく雲重き朝
平成二十三年八月四日
14
「地下鉄の 車掌の声も 重き朝 ...
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逝く人を偲びて酔わん盂蘭盆会呑みて語るも供養とぞ知る
平成二十三年八月二日
12
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鳴き足りて尽くして落ちる蝉一羽何を見果てんこの夏空に
平成二十三年七月三十一日
7
「鳴き鳴きて 鳴き足りて落つ 蝉...
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たわい無き愚痴を語たれる友ありて酔うほどに呑む酒有り難く
平成二十三年七月二十九日
11
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スカートの裾翻がえし夏風を受けて駆けゆく制服の子等
平成二十三年七月二十九日
4
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また逢いて酌みて交わさん月映す杯きに足る人の世の憂さ
平成二十三年七月二十九日
1
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訪れる人またありて幻ろしの恋とはならじ紫の君
平成二十三年七月二十七日
4
楓様の「夕暮れの堀川通り静かなる...
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憂さ有れど鳥にしあらぬ人の身の飛び出しかねつせめて酔い寝る
平成二十三年七月二十二日
12
本歌はあの有名な 山上億良 ...
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