舞 さん
のうた一覧
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舞い降だる煌めく夜景へ群れ光る一つ一つに人の営み
平成二十五年三月三日
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天上を 舞い降りゆく 使徒たちの...
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銀色の細々雨に朽ちし山茶花の踏まれて新た花の紅い
平成二十五年二月二十七日
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礼拝のもれくる音の密やかに教会の庭名残雪降る
平成二十五年二月二十四日
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集いくる キリスト者らの 礼拝の...
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大雪の便りを開くこの街に梅の花咲く白ひと色に
平成二十五年二月二十三日
9
北国から
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なんとなく朝通勤の晴れやかに妻買いきたる新しき靴
平成二十五年二月十九日
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この夜は酔わず眠らん酒呑みて心解ぐればまなこ雨降る
平成二十五年二月十九日
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気が付けば 酔いに解け降る まな...
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肌に沁む氷雨にも咲く彩りの頬染めてゆく子供らの傘
平成二十五年二月十八日
13
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ぼんやりと重たい雲に俯むいて何処へいくのか問う影も無く
平成二十五年二月十七日
7
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お前より一秒だけでも長く生き手を握りつつアリガトウと云う
平成二十五年二月十五日
9
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オモチャほど小さき傘を捧げつつ母のあと追う子のヨチヨチと
平成二十五年二月十二日
12
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この冬をよくも越したり老い桜耐えし命の花よ咲け咲け
平成二十五年二月十二日
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吾がともに 越えて春待つ 老い桜...
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華やいだカップル集うこの街の影に蠢めく棄てられしもの
平成二十五年二月十一日
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ふたり子をまず座らせてみずからは吊革掴み母は笑み立つ
平成二十五年二月八日
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兄弟は まだ幼くて それぞれに ...
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何事か挑まんとしてスマホなる摩訶不思議へと手を伸ばしけり
平成二十五年二月八日
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夕焼けに雲ひとすじに飛行機のいざ飛びゆけよ明日の空へと
平成二十五年二月八日
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ホームレスごみ箱漁る背を照らす億ションの灯に如何な人棲む
平成二十五年二月七日
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スマホ見る本開く人眠る人皆孤独なる通勤電車
平成二十五年二月五日
4
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傾ける杯の数かぞえれば歳をとりたり気は若くとも
平成二十五年二月五日
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柏手し垂れる頭べの草人の願い感謝の朝神やしろ
平成二十五年二月四日
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草々の 民ひと祈る ささやかな ...
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装いは春の先駆け乙女らの脚健やかに如月をゆく
平成二十五年二月三日
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