舞 さん
のうた一覧
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この空に夕焼けのある不思議さよビル立ち並ぶコンクリの街
平成二十五年四月二日
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鳥の名を誰にや問わん花の間に老いゆく吾れに去年の鳥鳴く
平成二十五年四月二日
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去年の花 変わらず咲ける 時の間...
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独り立ち何を弔う地蔵仏風に揺られる花を眺めて
平成二十五年四月一日
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春ひさぐ女らの棲む街角のネオンを映し桜咲き降る
平成二十五年三月三十一日
6
色街の 雪洞揺れる 赤い灯に 染...
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休日の花見にぎわう公園にひたすら眠るお父さん居り
平成二十五年三月三十日
14
家族サービス
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悪戯な春風煽る乙女らの裾にときめくオヤジがひとり
平成二十五年三月二十九日
7
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曇天の水底の街立ちのぼる埋もれた貝の吐息ひとつぶ
平成二十五年三月二十五日
11
閉ざされた 雲深き底 泡ひとつ ...
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絵馬毎に願い感謝の連なりて朝日に響く柏手の音
平成二十五年三月二十三日
7
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何時かまた桜咲く頃君連れてさまよい訪わんみちのくの空
平成二十五年三月二十日
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離れ来て はじめて高し ふるさと...
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ささやかなたまの贅沢休日に妻と繰り出す千円ランチ
平成二十五年三月十八日
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パソコンに疲れて窓に耳寄せばポツリポツリと春の雨音
平成二十五年三月十八日
8
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何気なく鏡見るたび父親へと似てくるような顔が見返す
平成二十五年三月十五日
8
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飯場から家族へかける男らの電話を握る背の優しげに
平成二十五年三月十三日
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建設作業員宿舎 携帯の無い頃の...
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ゆく川の流れにとまる月影も誰や留めん欠け移ろうを
平成二十五年三月十三日
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一杯はため息として 三四杯熱き思いを抱きて寝るため
平成二十五年三月十一日
2
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若者をスッキリとして良いと言う 妻よ吾れにもあの頃のあり
平成二十五年三月十一日
4
ありがとうございます<(_...
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疲れ果てスマホを包み目を閉じる君の姿は祈りにも似て
平成二十五年三月十日
8
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若者をスッキリとして良い言う妻よ吾れにもあの頃のあり
平成二十五年三月十日
4
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忘れ酒酔いて見上げるビル谷の四角い空に星ひとつ無く
平成二十五年三月七日
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見渡せば青雲の夢何処にか疲れた顔のオジサン独り
平成二十五年三月四日
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