舞 さん
のうた一覧
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古都京都御所に雨降る秋の暮れ寄り添い歩む老い妻と吾れ
平成二十四年十月二十五日
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一日を終わりて酔いて帰り来て妻に怒らるこれもまた幸
平成二十四年十月二十二日
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背にひとつ負いた荷物の皆ありて重し軽しの言の葉虚し
平成二十四年十月二十二日
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手折らんと名知らぬ花に手を触らば枯るまで生くと秋風に揺れ
平成二十四年十月二十二日
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道端の花一輪の秋風に命果つまでひたすらに咲く
平成二十四年十月二十二日
8
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離れ来てはじめて青し大み空ふるさと遥か白雲のゆく
平成二十四年十月二十一日
4
ふるさとの 秋空如何に 紅葉の ...
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白雲の流れて高き大空をいずこに見上ぐ遥かなる青
平成二十四年十月二十一日
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日溜まりの温もり恋し夕暮れの今日を終えたる秋の寂しさ
平成二十四年十月十九日
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軽やかにサドルに乗った乙女らの髪颯爽と風に流れて
平成二十四年十月十八日
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ひと息に呑み干す酒に味はなくただ酔うために忘れるために
平成二十四年十月十七日
9
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味噌汁の椀一杯の温もりの優しく沁みる朝餉にも秋
平成二十四年十月十五日
27
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今ここで生きているぞと鈴虫の凛と声するビル谷の隅
平成二十四年十月十三日
5
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朝焼けを映して高くうろこ雲見上げて新た今日の一日
平成二十四年十月十二日
12
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踏まれても踏まれてもなお銀杏の地に落ちる香の命なりけり
平成二十四年十月七日
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気にせずと人に語れど時折に妻に確認吾が頭頂部
平成二十四年十月七日
9
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語り継ぐ名は立てずして青雲の夢負う日々は 男の子老いゆく
平成二十四年十月七日
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「詫びながら一人手酌の宵闇に ほ...
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来し方を顧みる夜独り酒語る相手も知る者も無し
平成二十四年十月五日
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教えてよ気まま吹きゆく秋風よ故郷みちのく紅葉の色
平成二十四年十月三日
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離れ来て 今更恋し みちのくの ...
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明か月を愛でては朗がら秋寒露憂さと呑み干す酒さえ美味く
平成二十四年十月一日
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酔うほどに問わず語りの思い出が愚痴となるまえ眠れ男の子よ
平成二十四年九月二十九日
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