舞 さん
のうた一覧
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手つなげばバカと笑いて払う妻荒れたその指詫びつ包まん
平成二十五年七月十三日
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ポリ袋風の吹くままあてもなく蝉鳴き初める青空の下
平成二十五年七月十二日
9
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コンクリの壁に拳を打ちつけて叫びたき夜も有るさ人の世
平成二十五年七月八日
9
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恋舞妓鴨の河原にだらり帯どなたの影を探して揺れる
平成二十五年七月六日
6
J:COM放送番組
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問うままに語りしままにこのひと夜影とや酔わん一杯の酒
平成二十五年七月五日
4
応え無く ただ語りては 吾が影に...
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手作りの肴を前に一城の主とならんテレビに向い
平成二十五年七月三日
7
妻作る 肴を前に 一城の 主とな...
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地下鉄の階段あゆむ今日もまた一歩一歩と一歩一歩と
平成二十五年七月三日
6
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吾が家へと帰るひと時胸に降る塵を払えるいっぱいの酒
平成二十五年七月一日
12
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明日目覚め起き上がりたる新生の日を信じつつ今日の夜に臥す
平成二十五年六月二十九日
7
明日こそは 新たな何か 変わらん...
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働いて働いてても買えはせぬマンションの灯を見上げ地を行く
平成二十五年六月二十七日
3
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たおやかな神宿りたる言霊よ電子の海を飛べあなたへと
平成二十五年六月二十七日
12
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眠たげな梅雨降る雨の音を聞き君のことなど思ういち日
平成二十五年六月二十六日
6
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カミサンがまた飲み過ぎと怒るけど今日のこの憂さ如何にかもせん
平成二十五年六月二十四日
7
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去る時を止めもできぬ泡沫のひとよの夢と消える白珠
平成二十五年六月二十三日
7
光源氏様の「過ぎ行きし時の流れ ...
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貴女へと語った夢を顧りみる過ぎゆく時のただ儚くて
平成二十五年六月二十二日
5
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梅雨空のくすんだ街に娘らの吾がもの顔に脚輝かせ
平成二十五年六月二十一日
6
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いち日の挽歌とやせん吾が影を踏みしめ歩くこの靴音を
平成二十五年六月十九日
4
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訥々とその来し方を杯に語るごとくに酒呑む翁
平成二十五年六月十八日
10
訥々と その来し方を 語るよに ...
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電線に夕日眺める燕の何を思うや巣へ帰る間に
平成二十五年六月十七日
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電車にて肩寄せ眠る老夫婦孫のみやげか大紙袋
平成二十五年六月十六日
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