舞 さん
のうた一覧
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八月に君を偲べば真夏なるねぷた祭りの艶やかな夜
平成二十九年八月二十一日
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遠い日に交わす言の葉いくたりか浮かび消えゆく酒の揺らぎに
平成二十九年八月十九日
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陽炎に日傘もささず笑みて立つ地蔵仏の盂蘭盆会かな
平成二十九年八月十一日
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時止めて君待つ夜の遠き日の花火の色の鮮やかなまま
平成二十九年八月六日
10
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戸惑いて恥じらいもあり悩みつつ寝れぬ夜もあり恋初めし頃
平成二十九年七月二十六日
10
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若き日に惚れた女の声などがふと思い出る独り酒かな
平成二十九年七月十五日
11
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ほろ酔いの若いカップルふらふらと付かず離れず手はつなぐまま
平成二十九年七月十一日
5
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ひと恋す日々もまたある若き日のよすがとはなれこの古歌一首
平成二十九年六月十五日
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いつ頃かひと恋初めし苦しさにこんな我にも寝れぬ夜のある
平成二十九年六月十日
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密やかに果実腐たれて甘き香の満ちゆくごとき恋もあるかな
平成二十九年五月三十一日
14
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変わらずに何時でもここにいるからと君は笑みつつ思い出の隅
平成二十九年五月二十七日
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時折に浮かびて哀し歌となる面影もあり少年のころ
平成二十九年五月二十日
12
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はにかんだ貴方の笑みの消えぬ間に告げんとのばす指夢のなか
平成二十九年五月十四日
12
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寝乱れの妻の蒲団を直しやり触れずトイレへ我も老いたり
平成二十九年五月十三日
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酔うほどに我が胸を打つ誰が声か鼓動のなかの面影のひと
平成二十九年五月十二日
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ふるさとの巷に立ちて父母を探す夢見る家さえ無くに
平成二十九年四月九日
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捨て去りし ふるさとなれど 父母...
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春迎えまたひと時を花写し呆けすごすか移ろいの季節
平成二十九年四月四日
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春弥生のどかな空に恋などをしてみたきかな花を待ちつつ
平成二十九年三月二十八日
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結い衣解き交わすべきひとの名を秘めては長き埋もれ火の夜
平成二十九年三月二十五日
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酔いひと夜ひと恋て酌むひとり酒如月寒き月を相手に
平成二十九年二月十七日
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