舞 さん
のうた一覧
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景品に妻もらい来る花愛でつともに語りて今日を終えたり
平成二十八年五月十八日
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ながむ間に色を移つせる花腐だす白さみだれに吾も濡れつつ
平成二十八年五月十七日
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星めぐる銀河鉄道ビル谷の底棲む者に汽笛さえ無く
平成二十八年五月十六日
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今日もまた昨日と同じ俺がいる傷を隠してヘラヘラ笑う
平成二十八年五月十四日
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慣れくるも故郷遠き北国の山の懐かし空の懐かし
平成二十八年五月十三日
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妻と来て ここはお国を 何百里 ...
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悔い無くに今を過ごすか時として問いてみたくも妻の背中に
平成二十八年五月十一日
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寝衣も夏色となる五月雨の優しき夜に妻の用意す
平成二十八年五月十日
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苗の田を山を笑わせ五月空トトロ飛びゆく風従えて
平成二十八年五月九日
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黒々と 青葉を照らす 月の夜を ...
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赤ちゃんはふくむ乳房にひったりと柔らに小さき指を添えたる
平成二十八年五月八日
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紅き酒夢に揺蕩う甲比丹と合わすギヤマン玉響の音
平成二十八年五月七日
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あかき酒 酔いてたゆたう 夢うつ...
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外つ国の肌や言の葉異なるも変わる事なく子らはしやぐ声
平成二十八年五月五日
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少年ら恋知り初める年頃の夏むかえ待つ神話なる時
平成二十八年五月三日
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雲ひとつ皐月を告げる大空に何処へゆくかのたりのたりと
平成二十八年五月一日
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無々様有り難うございます。 誤...
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踏まれても踏まれてもなお道草は吾が花咲かす人愛でぬとも
平成二十八年四月三十日
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銀色のひた降る雨に濡れつつも花は咲くなり力限りと
平成二十八年四月二十九日
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廻る四季老いへと至る時の旅遊子慰む時節咲く花
平成二十八年四月二十七日
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赤ちゃんの足に手編みの靴下のあきれるほどに小さく可愛く
平成二十八年四月二十五日
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乳飲み子の ベビーカーから 出た...
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裾丈の短くなりゆ女らに風も揺蕩う良き季節かな
平成二十八年四月二十三日
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手を合わせ垂れる首に降る鈴の音も清しく朝の神座
平成二十八年四月二十二日
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人の世に有象無象の人として生まれて消える泡の如くに
平成二十八年四月二十二日
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