舞 さん
のうた一覧
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アイヌ人沙流川臨む山社静かに伝う義経神話
平成二十八年七月四日
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アイヌ人 語り伝える 義経の 神...
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とこしえに山河は青く故郷の夕陽照らせよ幼子の我
平成二十八年七月二日
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憂きことも家に帰りて吾が妻のくだらぬ話し聞くうち忘れ
平成二十八年七月一日
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北大地歓楽の街すすきのに朝鳴り打てる梵鐘の音
平成二十八年六月三十日
15
朝六時 打てる鐘の音 北の国 す...
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何かまたすり減らしつつ今日の日も過ごして終える消えてゆく日々
平成二十八年六月二十九日
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幼な子の吾が指余す父の掌によく似ていると老いゆく母は
平成二十八年六月二十八日
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蝉鳴くと妻教えくる休日の梅雨の間のたり空などながめ
平成二十八年六月二十七日
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休日は 妻の家事する 音聞きつ ...
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墓石には濡れて美し手向け花偲びしひとの降らすつゆ小雨
平成二十八年六月二十三日
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見えぬ羽根背に持つ者ら連なりてランドセル負い通学路ゆく
平成二十八年六月二十二日
13
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赤線の徒花盛る街の灯を老い人語る月光の下
平成二十八年六月二十一日
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公認で売春が行われていた地域の俗...
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ドラえもんタイムマシーンのび太いた夏に戻りてひと日無心に
平成二十八年六月二十日
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生きる場を選べぬものの逞しく名を知らぬ花こんなとこにも
平成二十八年六月二十日
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夕餉する食材の他いく本か花も買いゆく若夫婦かな
平成二十八年六月十九日
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原爆のドームに雨は音もなくたたずむ傘はみな薄墨に
平成二十八年六月十七日
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ポスターの水着娘の涼しげなおへそ笑くぼの愛しき夏くる
平成二十八年六月十六日
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酔い歩むビル谷の底寂しさに空見上げれば雲に閉ざされ
平成二十八年六月十五日
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園児らの黄色の帽子花壇なす風あらなくに楽しげに揺れ
平成二十八年六月十三日
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飛行機の雲の伸びゆく夕焼けの先にはあるや愁い無き街
平成二十八年六月十一日
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残雪や命のはてのひと滴めぐりて消える海のみ胸に
平成二十八年六月十日
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今日もまたただ下らない日だったといち日終えて舐める傷あと
平成二十八年六月九日
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