舞 さん
のうた一覧
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蝉時雨陽炎のなか逃げ水の道まっすぐにありて寂しく
平成二十八年七月三十日
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山頭火「まっすぐな道で さみしい...
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幾たびか越えくる夏も歳ごとに蝉の命の声ぞ身に沁む
平成二十八年七月二十九日
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涼やかに都大路を鉦の音の歩みもみやび祇園山鉾
平成二十八年七月二十六日
22
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夢うつつ夕陽の近き桃源の郷さ迷えば懐かしの山
平成二十八年七月二十五日
15
酔うままに 心遊ばす 桃源に 夢...
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青空も雲も夏色日に焼けた少女の浴衣襟に海の香
平成二十八年七月二十五日
14
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木造の校舎替われど故郷に変わらぬままの蝉時雨降る
平成二十八年七月二十四日
22
傘無くに 母も来なくて 独り待つ...
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若い父その笑む下に幼きの吾も無邪気にモノクロ写真
平成二十八年七月二十三日
19
仕舞われた 白黒写真 セピア色 ...
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花ごとに陰に日向に違うとも日に向かい咲き日を求め咲く
平成二十八年七月二十二日
11
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妻つくる見た目気にせぬヘルシー弁いざ仕事へとこれ食べるため
平成二十八年七月二十一日
14
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人として産まれて来たる苦しみも寂しさもまた生きる糧なる
平成二十八年七月二十日
23
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果て青き空の高みを独りゆく哀し鳥の名知るひとも無く
平成二十八年七月十九日
17
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かき氷口を真っ赤に食む子らは楽しかるべし真夏あお空
平成二十八年七月十八日
5
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行きゆきて帰らぬときを術無くも人振り返る生きるよすがに
平成二十八年七月十八日
15
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階段を駆け昇りゆく若者の背を見上げたる老い踏みしめて
平成二十八年七月十六日
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季節毎に鳥虫たちも草木も耳をすませば歌を詠みおり
平成二十八年七月十四日
17
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夏のみを知りてや逝ける蝉の声ひたすらに鳴け命限りと
平成二十八年七月十三日
24
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半分こ量は減るけど二人して減らないもので満たされてくよ
平成二十八年七月十日
18
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夢うつつ夕陽の近き桃源の郷さ迷えば懐かしの山
平成二十八年七月九日
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なんと無く妻の背に触れ出勤すいつ頃からか朝のジンクス
平成二十八年七月六日
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毎朝の 「行ってくるわ」の ひと...
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時計台赤レンガへとそぞろ行く初夏の風立つ札幌の街
平成二十八年七月五日
17
北の街 時計台から 赤レンガ そ...
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