舞 さん
のうた一覧
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愛歌いステージを翔ぶ少女らの耀き放つかけらも眩しく
平成三十年二月十一日
3
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愁い無きひとは有らぬも腹の底酒にも溶けぬ憂さ溜まりゆく
平成三十年二月十日
10
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子供らの駆けてゆく背を眺めつつ一歩一歩と雪鳴りを踏み
平成三十年二月九日
10
駆けてゆく 時有る者ら 雪道を ...
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いや盛かに粉雪の降り積もりゆく静寂に更ける北国の夜
平成三十年二月八日
6
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十七の春には遠き老いのみの朽ちてゆくのみうつろ木のわれ
平成三十年二月七日
7
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外つ国の家族らのゆく不可思議に小さ子どもの言葉判れる
平成三十年二月六日
2
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幼な子の雪掴まんと小さ手を伸ばしよちよち歩む立春
平成三十年二月五日
11
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ふるさとの冬を思えばひとり立つ深山に埋もる草木の塔
平成三十年二月四日
10
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誇るほどの翼も持たぬ吾なるに何時か翔ばんとペンギンの夢
平成三十年二月三日
12
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湯に入りて妻の背落ちる湯の玉の艶ややに光る命吹くごと
平成三十年二月二日
11
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情けなく腰病み歩む杖つきてこの時ばかり妻は優しく
平成三十年二月一日
6
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晩酌す静かな夜にポツポツと妻と語れる今日のことなど
平成三十年一月三十一日
8
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酔い臥して語れる夢も幻に醒めれば哀し経る年月は
平成三十年一月三十日
11
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カップルのキラキラ笑い雪の道ともに転ぶもまた楽しくて
平成三十年一月二十九日
9
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冬の日に咲く花よりも美しき君であったと追憶のなか
平成三十年一月二十八日
9
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上の子は低学年の手を取りて雪の道ゆく集団登校
平成三十年一月二十七日
8
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ゆく時のとまる事なき空せみのひと恋う夜こそ夢幻しに
平成三十年一月二十六日
7
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純粋な光素の凝りし結晶の色無き色の雪のおり来る
平成三十年一月二十五日
8
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雪積もる歩道を歩む老夫婦支えささえつ語りかたりつ
平成三十年一月二十四日
12
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北国を旅する者の影ひとつ足跡さえも吹雪に消えて
平成三十年一月二十三日
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