舞 さん
のうた一覧
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木造の校舎替われど故郷に変わらぬままの蝉時雨降る
平成二十八年七月二十四日
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傘無くに 母も来なくて 独り待つ...
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若い父その笑む下に幼きの吾も無邪気にモノクロ写真
平成二十八年七月二十三日
19
仕舞われた 白黒写真 セピア色 ...
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花ごとに陰に日向に違うとも日に向かい咲き日を求め咲く
平成二十八年七月二十二日
11
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妻つくる見た目気にせぬヘルシー弁いざ仕事へとこれ食べるため
平成二十八年七月二十一日
14
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人として産まれて来たる苦しみも寂しさもまた生きる糧なる
平成二十八年七月二十日
23
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果て青き空の高みを独りゆく哀し鳥の名知るひとも無く
平成二十八年七月十九日
17
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かき氷口を真っ赤に食む子らは楽しかるべし真夏あお空
平成二十八年七月十八日
5
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行きゆきて帰らぬときを術無くも人振り返る生きるよすがに
平成二十八年七月十八日
15
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階段を駆け昇りゆく若者の背を見上げたる老い踏みしめて
平成二十八年七月十六日
24
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季節毎に鳥虫たちも草木も耳をすませば歌を詠みおり
平成二十八年七月十四日
17
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夏のみを知りてや逝ける蝉の声ひたすらに鳴け命限りと
平成二十八年七月十三日
24
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半分こ量は減るけど二人して減らないもので満たされてくよ
平成二十八年七月十日
18
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夢うつつ夕陽の近き桃源の郷さ迷えば懐かしの山
平成二十八年七月九日
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なんと無く妻の背に触れ出勤すいつ頃からか朝のジンクス
平成二十八年七月六日
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毎朝の 「行ってくるわ」の ひと...
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時計台赤レンガへとそぞろ行く初夏の風立つ札幌の街
平成二十八年七月五日
17
北の街 時計台から 赤レンガ そ...
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アイヌ人沙流川臨む山社静かに伝う義経神話
平成二十八年七月四日
15
アイヌ人 語り伝える 義経の 神...
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とこしえに山河は青く故郷の夕陽照らせよ幼子の我
平成二十八年七月二日
15
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憂きことも家に帰りて吾が妻のくだらぬ話し聞くうち忘れ
平成二十八年七月一日
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北大地歓楽の街すすきのに朝鳴り打てる梵鐘の音
平成二十八年六月三十日
15
朝六時 打てる鐘の音 北の国 す...
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何かまたすり減らしつつ今日の日も過ごして終える消えてゆく日々
平成二十八年六月二十九日
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