舞 さん
のうた一覧
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颯爽と山笑わせてふく風の色さえ清し五月晴れかな
平成二十九年五月五日
24
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さみだれの滴る墓石濡れてゆく刻まれし名を呼ぶも虚しく
平成二十九年五月四日
12
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黄昏にひとの恋しき寂しを月にかこつけ呑むひとり酒
平成二十九年五月三日
10
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ささやかな妻の贅沢ふくろ菓子ポテチウェハース買いて貯め置き
平成二十九年五月二日
10
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枯れのこる色うすべにの花びらを二つ三つ付け笑む地蔵かな
平成二十九年五月一日
15
色のこる さくら花びら うすべに...
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神前に垂れるこうべの直心打つかしわ手の音も清しく
平成二十九年四月三十日
10
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アイロンす妻の背中と語りつつぼやり雲などながむ休日
平成二十九年四月二十九日
13
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日々目覚め日毎にのぞむ朝焼けの日々に新たに吾も新たに
平成二十九年四月二十八日
15
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もうすでに進行形の恋などを語れぬ歳か夢も過去形
平成二十九年四月二十七日
22
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会社にて使いたまえと妻買いし座布団温し持ちて仕事へ
平成二十九年四月二十六日
11
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いち日をついえて集い立呑みに酒酌むひとの喜怒哀楽は
平成二十九年四月二十五日
8
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桜花常乙女らは北国へ名残も見せぬ若葉繁れる
平成二十九年四月二十四日
12
sprite かみおとめ 花咲...
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厨にて妻立ち動く音聞きつのどか朝寝の休日のたり
平成二十九年四月二十三日
20
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時経るにまかせて老いしひとの身の夢顧みる夜の酒苦く
平成二十九年四月二十二日
8
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北新地ネオン谷間の薬師堂ぬかづくひとの影も華やか
平成二十九年四月二十一日
15
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ふるさとの知るひとも無き我が家にて父母と食事す夢を見しかな
平成二十九年四月二十日
16
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ひと時は飾して遊べ春の夜を散るをさかりのこの花のもと
平成二十九年四月十九日
10
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あの上に乗れるかと問う幼子になんと答えん春花筏
平成二十九年四月十八日
14
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冬の間をいのち撓めつひと時に木々萌え出でる春になるかも
平成二十九年四月十七日
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いずこより君は来ませりひとひらの桜花びらわが家窓辺に
平成二十九年四月十六日
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