舞 さん
のうた一覧
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何をかに飢えてある日々懐かしむ慚愧ばかりの老いの身晒し
平成三十年四月一日
8
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ふたりして転び迷いつ歩む道顧みるとき山河美し
平成三十年三月三十日
11
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み仏の御手の内なる短か夜に何を探すや空明けるまで
平成三十年三月二十七日
8
み仏の み手の内なる 人の世に ...
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ひと色の冬の紅ななかまど朽ちては無惨春の雪へと
平成三十年三月二十六日
8
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酒よ酒またこの夜もひと時の酔いの間のみの虚ろなる友
平成三十年三月二十五日
6
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路線バス妻と温泉ホッコリと茹であげられて日帰りの旅
平成三十年三月二十二日
6
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北国の春の先駆け街をゆく乙女子たちの装い明かく
平成三十年三月二十一日
9
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み冬なる季節耐えてこそ美しく花は咲き散る見るひともまた
平成三十年三月二十日
5
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雪解くと春を待つ日の名残雪桜咲くとの文を聞きつつ
平成三十年三月十八日
6
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止まらなきゃ何時か着けるよ一歩づつ歩み歩めばたとえ転べど
平成三十年三月十七日
10
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ススキノのネオンかしまし彩りを写し鮮やか降る名残り雪
平成三十年三月十六日
9
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その辺で気まぐれに買う安菓子に華やぐ妻の頬桜色
平成三十年三月十五日
16
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白のみの時を経てこそ咲く梅の色に添え聞く懐かしの声
平成三十年三月十四日
17
光源氏様から頂きました。 「過...
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遠き日の夢と異なる今の身を顧りみさせる雪ひとり酒
平成三十年三月十三日
13
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電卓のクリヤーキー押し何もかもゼロに戻さん世の全てさえ
平成三十年三月十一日
9
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花咲くに間遠き街に降る氷雨かそけき春の香の聞こえくる
平成三十年三月十日
10
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北国の明けくる空に氷雪のあらわれ出でるま白なる街
平成三十年三月八日
7
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雪道を母子手繋ぎ母は子を子は子供なり母を気づかい
平成三十年三月七日
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荷を負いて歩むに飽きし夕暮れにともに語るは酒と吾が影
平成三十年三月六日
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安酒に今日もキスグレうす暗い酒場の隅に背中丸めて
平成三十年三月五日
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