舞 さん
のうた一覧
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モノクロに塗り込められた一日を終えて彩り我が家の灯り
平成三十年二月二十五日
10
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雪道に足おぼつかぬ老いの身の負うを何時捨つ煩悩ひとつ
平成三十年二月二十四日
8
ゆく道の 足おぼつかぬ おうのみ...
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吾が胸の奥に棲みたる鬼夜叉の呟く声に耳はふさぐも
平成三十年二月二十三日
8
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埋もれつつ雪の色へと染まりつつ夢も閉ざしつひと日終わらせ
平成三十年二月二十一日
8
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カラフルな防寒着着て通学す子の色ごとに親の愛ある
平成三十年二月二十日
4
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吾が身さえ衰えゆくをその母の老いゆくその身胸のふさがる
平成三十年二月十六日
10
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夕食の買い物のをする若母は子と語りつつ値を確かめつ
平成三十年二月十五日
7
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雪道を買い物袋子も乗せたソリ曳き帰る北風物詩
平成三十年二月十四日
5
母の曳く カラフルなソリ 買い物...
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息白く凍てつく道を踏みしめてひと逞しく北大地ゆく
平成三十年二月十三日
7
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影長く家路に寒き冬の風身を縮めつつ妻のもとへと
平成三十年二月十二日
5
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愛歌いステージを翔ぶ少女らの耀き放つかけらも眩しく
平成三十年二月十一日
3
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子供らの駆けてゆく背を眺めつつ一歩一歩と雪鳴りを踏み
平成三十年二月九日
10
駆けてゆく 時有る者ら 雪道を ...
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いや盛かに粉雪の降り積もりゆく静寂に更ける北国の夜
平成三十年二月八日
6
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十七の春には遠き老いのみの朽ちてゆくのみうつろ木のわれ
平成三十年二月七日
7
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外つ国の家族らのゆく不可思議に小さ子どもの言葉判れる
平成三十年二月六日
2
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幼な子の雪掴まんと小さ手を伸ばしよちよち歩む立春
平成三十年二月五日
11
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ふるさとの冬を思えばひとり立つ深山に埋もる草木の塔
平成三十年二月四日
10
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誇るほどの翼も持たぬ吾なるに何時か翔ばんとペンギンの夢
平成三十年二月三日
12
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湯に入りて妻の背落ちる湯の玉の艶ややに光る命吹くごと
平成三十年二月二日
11
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情けなく腰病み歩む杖つきてこの時ばかり妻は優しく
平成三十年二月一日
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