舞 さん
のうた一覧
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夕暮れにカラスが鳴いて俺のこと馬鹿にしてらぁ翔べもせずにと
平成三十一年三月八日
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啓蟄を経てなを白き山々の空には映えし北国の春
平成三十一年三月七日
10
雪残る 遠き春なる 北国も 空に...
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昨日見た夢など語り朝餉終え妻は洗濯吾れは会社へ
平成三十一年三月五日
8
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紅きべべしなだる遊女吾が帯びを解けと戯れ笑むもまぼろし
平成三十一年三月二日
7
高欄に 寄り添う遊女 戯れに 我...
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若づくり臨む鏡に刻まれた歳月の跡また愛しくも
平成三十一年三月一日
11
老い人の 若づくりせんと 見る鏡...
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春待つも色無き色に色添える雪降り尽きぬ二月晦日
平成三十一年二月二十八日
12
春やや遠き如月の末
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疾く疾くと廻る季節の年ごとに時に急かさるわが身なりけれ
平成三十一年二月二十七日
5
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満ち足りた休日の朝妻淹れる茶のまったりと沁みる温もり
平成三十一年二月二十四日
7
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誕生日向かえし朝に目覚たる我産む母も目覚めたる朝
平成三十一年二月二十三日
4
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明日の世を生きる者達ランドセル重げも見せず駆け抜けて行く
平成三十一年二月二十日
5
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妻の手を良い年をして怖い夢見たとも言えず探す真夜中
平成三十一年二月十九日
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ささくれも夜爪切るも気づかいはもう要らないと虚ろ淋しく
平成三十一年二月十八日
8
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御み脚は寒くあらずや紅くして若きおみなの凜と歩める
平成三十一年二月十六日
6
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廻り来てもう何個めか年ごとにややビター増す妻のチョコかな
平成三十一年二月十五日
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吹ぶ雪の遊女の忍び哭くような虎落の音のこの夕べかな
平成三十一年二月十四日
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戯れのひとよに一首たどたどしうたなど遺し覚める明星
平成三十一年二月十一日
7
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転んだと言えばアレコレ小うるさく一人シップす妻に隠れて
平成三十一年二月十日
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転ぶなと 足滑らすな 気を付けよ...
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窓からは覗く凍月寒いねと語りかけても寒き如月
平成三十一年二月九日
7
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静寂にも時刻む音降り積もる気付けば負いしこの身にも降る
平成三十一年二月八日
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雲よ翔べ翔びて伝えよ逝くひとへ問うべき思い語り足らぬと
平成三十一年二月七日
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