只野ハルのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
「嘘つき」はセンスと技術とユーモアと貫き通す愛が必要
17
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紫苑
業ふかきひとのかなしみ迫りくる芳年の絵に吾は立ち尽くす
5
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詠み人知らず
急な雨洗濯物を取り込んで梅雨あけんなと空を見上げる
2
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栞
数日間 歌も詠めないほど強く我の心を奪うものあり
1
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きりあ
横浜の駅から救急車に乗ったギターだけが相棒だった宵
5
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螢子
三日三晩梅干したいと待つ土用来たれどいまだ梅雨明けやらむ
4
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紫苑
かくも小さき刺青を彫りしは初めてとはにかみて言うきみを愛しむ
7
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きりあ
ひとつだけ齢重ねる今日となり深夜のラジオただ黙し聴く
13
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ほたる
人影もポツリポツリの博物館 歴史の影で盗まれたキス
5
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きりあ
母さんがお産の時をふり返る晴天だったよあの頃の今日
3
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キタハラ
替わりならたくさんいる、とつぶやいてそっと記憶に包帯を巻く
18
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じゆん
わからないところを質問する人が羨ましいほど もうわからない
8
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きりあ
明日が誕生日なんてついてない日蝕に話題さらわれちゃってさ
15
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きりあ
夏はこぬいまだに寒き北の国温めた紅茶独り飲む夜
13
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詠み人知らず
ラジオから琵琶湖の鳥の今を聞くかいつぶりなど見たいと思う
3
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葉月きらら☆
恋栞抜いてしまえばもう二度と振り返らない戻れない道
4
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紫苑
迷い犬保護すれば夫はビラを貼り我は記事掲ぐいのち繋ぐため
12
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詠み人知らず
花婿の誓いの言葉は夢見がち しっかり者の花嫁のあくび
13
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東大寺
子は育ち 親の心に 背いても やがては解る その親心
12
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詠み人知らず
昼前に並んで歩く子どもらは一学期終え夏休みらし
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