只野ハルのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ゆふすげを避暑地の風にそよがせて十五の私の麦藁帽子
11
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リンダ
痙攣で震える足を見守って怯えもせずに優しい輪のなか
5
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紫苑
立ちんぼとふことばをいとも簡単に口に上せる伊勢佐木のまち
5
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詠み人知らず
浮世にて 不快指数は100になり 鞄の中の詩集に潜る
22
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詠み人知らず
暑そうにうな垂れている切花に氷をひとつ 元気におなりよ
10
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詠み人知らず
妄想が歌や絵画を生むのなら良いではないか!「妄想バンザイ!」
15
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小春
夏場がこんなに雨な事を知り梅雨は長くて暗いものと知る
1
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きりあ
少しだけ己を恨むこんな日は生きる勇気をどこかに放る
6
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きりあ
歌なのか呟きなのか判らないだけど確かに言葉を紡ぐ
5
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栞
世界をね蹴飛ばすように逆上がりしていた少女は今、うずくまってる
5
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紫苑
代講をせし一刻に日本の亜細亜における加害を伝えし女教師ありき
10
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きりあ
真実とは何かと尋ねられたらそれは日々の暮らしと答える
12
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きりあ
この町の製糖工場跡地へ続く花野でキスを下さい
3
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じゆん
明日から5回続けて早起きをしたら土曜だ 安心してね
10
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じゆん
なんとなく ふとした時に思うこと それがいちばんホントに近い
15
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山本克夫
波打ち際の椅子の背もたれにすべてあずけられた軽いからだ
2
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竹本未來
落ち着かぬ気持ち慰める他には曲線撫でる意味なんてなく
11
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竹本未來
ぐるぐると私の中を通りゆく蒼い彗星つかみそこねる
15
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リンダ
全身で拒み続ける間のあとにいきなり切れた携帯電話
5
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リンダ
咀嚼する顎の動きに囚われてテーブルの下の指を拒べぬ
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