詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
幸子
我が心奪うべからずとその強き瞳で直に貫かれたし
12
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横井 信
マラソンのゴールを切ったところから語り始める病の日記
14
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KEN
吹く風に 青女の遊ぶ 影を觀る もちづきの燈で 霜編む女神
11
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へし切
木枯らしに身を震えつつ枯れ尾花 野辺の千種も身ながら枯れて
19
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横井 信
駅で待つかじかんだ手で打ち込んだ文字に膨らむ皆のつながり
6
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夢士
枝離れ川の流れに身をゆだね新しき地に根を張り育て
11
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滝川昌之
鍋持たされ父を迎えにおでん屋へ策士の母の一石二鳥
19
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藍子
冬近し昼の温度と朝夕は着る服難しこちらかあちらか
12
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灰色猫
おはようの報告義務を怠ってベーコンエッグにベーコンがない
20
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横井 信
ねぐらより鳥は飛び立つ輪を描き曇り空へと彩り求め
11
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へし切
山里はそらより花の散りそめて木枯らしの音に冬来たるらし
24
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KEN
薄雪に 染まる吾妻嶺 立つ烟 神の狼烟と 悟る人無く
19
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KEN
榛染めの 衣にかざる 貝の如 浮かぶつくよみ 枯れる野の上
15
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KEN
白鳥の 哀しき聲と 雨の音 神住む峰に 虹架かれども
15
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ひよこ豆
いつもより早く目覚める暗い朝温もり探し歌集手に取る
21
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ひよこ豆
目覚めれば会えなくなると知るきみほ優しく願う「音たてないで」
12
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ひよこ豆
手を繋ぎ笑顔で歩く君の横目覚めは独りまだ暗い部屋
13
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へし切
むらさきにうつろふ菊の花の香に秋のゆかりをたづねてぞしる
19
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横井 信
さわやかな空を見上げて舞う落ち葉 通り過ぎてく飛行機の音
10
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横井 信
北風に枯れ草踊るあぜ道でお日様浴びて咲く白い花
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