コタローのお気に入りの歌一覧
翠燕
わかった?と 云わんばかりの 視線向け 私に拒否権 ないのでしょうか
10
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翠燕
すすき搖る 秋風受くる 黄昏の 言の葉のせて 時をも越えらむ
11
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翠燕
一度きり 縁あらばこそ 巡り会ふ 一期一会の はかなきを知る
22
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可不可
お喋りもネタ切れ目と目からみ合ふ 横雲ひとすぢ月へ目かくし
6
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吉野 鮎
たたなづく雲を包みて朝の虹七色架けゆく遙かな西へ
19
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滝川昌之
一面の芒、すすき、黄金の穂 仙石原に吾を沈めよ
21
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へし切
原発にやはりあったか裏金の会見あれど闇晴れやらず
10
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うすべに
鬼は去れ 山の端ひかる透明な 月がながめた夜明けはいくつ
7
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うすべに
山寺の白萩ゆらすあきの風 夏のおもかげ夢路にまよう
12
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うすべに
雨上がりうすむらさきの蝶におく 露を散らせて秋風のふく
10
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灰色猫
光明の救いの如き中秋の月に照らされ病床にあり
16
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滝川昌之
泣き声が持ち主でしょう小さき靴 歯科医受付まで届ききて
15
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可不可
人の波ひく後追って一つ又ひとつ畳まれる海の家
6
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可不可
復興の狼煙となるか 久しぶりラグビーに沸いた釜石
6
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詠み人知らず
名の知らぬ色鳥庭にあさなさな木の枝かげに聲の愛らし
16
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源 漫
憂きよより曇らば曇れ幾許しく雨降らば降れ胸の月こそ
2
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恣翁
縁側を 庭に飼わるる鶏の 油然と 一羽歩き回れり
15
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恣翁
縁側の硝子戸越しに 移りゆく秋の日差しを 空ろに見遣れり
10
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夕夏
さんりんのかんりばっさいばいおますとおしされないみかいのじぎょう
3
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夕夏
つぶすよりろぐはうすすいしんかいでひとりふたりはとうせんするか
1
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