只野ハルのお気に入りの歌一覧
まるたまる
空想の恋が終わりを告げるとき私達はこんにちはって言う
11
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虹雲
ギター持ち雲むらさきにまたがりてマリィ行きしか五百マイルを
4
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葉月きらら☆
入り口を開け放たれた籠の鳥三十路を過ぎて出る勇気なく
16
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紫苑
「わるかった」「ごめん」とかなで書きたるは厚きもめんの手触りに似て
14
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キタハラ
雨上がり静かな死への階段をち・よ・こ・れ・い・とで十三段目
10
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葉月きらら☆
後ろからふいに抱きしめられるのを私はずっと待っているのに
30
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下地杏
今ここで世界が終わればいいけれどまたブラウスのボタンをとめる
21
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東大寺
ひぐらしの 声に寄り添う 夕暮れは 旅の終わりの ふるさとの山
9
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林ユキ
紅き実をひらく石榴の一枝の苦しきこころ燃ゆる秋かな
49
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詩月恵
嬉しいと言えなかったし寂しいと言いたくなかった意地っ張り
6
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詩月恵
つまんない あなたのいないこの時間ぼんやり過去のうたを眺める
6
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きりあ
かのんちゃん親にはぐれた鳥だって泣かずにいるのよなくのはよそう
2
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じゆん
霧雨に煙る世界の真ん中に嘘を隠して何処へ行こうか
2
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ほたる
焦点の定まらぬ目で曇天の空を愛する土曜日の午後
5
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きりあ
伯父の骨引き取りに行く一郎は伯父の顔さえ知らずに育つ
4
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きりあ
母を捨て妻をも捨てた失踪の伯父は東京暮らしだったと聞き
5
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浅草大将
振り向けば我が来し道の一筋に野を貫きて辿る者なし
13
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悠々
コノ山モコノ川モミナワガモノト曾テ遊ビシフルサト何処
12
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竹本未來
汚れだと思ってふいたその色は鮮やかな傷口だった月夜
17
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沖田恵
嫁ぐ子の 衣装合わせに 立ち会えば鏡の中に 微笑みふたつ
5
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