千紘のお気に入りの歌一覧
螢子
性格も見かけもちっとも似てなくて父似母似の姉妹はA型
2
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東娘
モボなりし祖父の陽気なヴァイオリンついに鳴らざる戦後をおもう
22
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佐々一竹
海底に沈んだ夢を引き揚げる秘密兵器は完成間近
11
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紫苑
髪刈られ敵兵の子を抱きしめる若きおみなのいくさ終わらず
10
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紫苑
解題のなきゆえになおひしひしと病めるひとへのおもい伝わる
5
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螢子
逝きし友の新盆吾子と訪れば黄蝶舞いたる彼の化身か
6
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螢子
青空にぼんやり浮かぶ夏の月白き姿を陽にてらされて
5
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詩月恵
羽白く月からの使者 月鈴子私を迎えに来てくれますか
2
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きりあ
猫が訊くNHKにはどうしたらこの肉球で行けるでせう?
5
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浅草大将
我が恋は磯の栄螺の壷焼きの焦がれて果ては身も蓋もなし
15
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浅草大将
いしぶみに子等は戦を思ひおり刻める文字を今は問ふまじ
18
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詩月恵
ティッシュ一箱分だけ泣きました泣き足りなくてちょっとくやしい
9
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浅草大将
まかね吹く吉備津の釜を我ほらじ直に畏む阿曽姫の神饌
5
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東娘
靴下に穴あきたるを何とせう読経の席に湧くものおもひ
18
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詩月恵
歌によむ想いつながり歌になる なんて素敵と思う瞬間
14
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大河千紋
十字架を背負いし君の望みなら悪魔へ売りたし我が口唇を
4
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浅草大将
言の葉の蔭にぞ咲くを手折りやの花もどくさの根を絶えてこそ
14
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浅草大将
八雲立つ出雲の道の遠ければ月を惜しむも手間の関越え
7
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詠み人知らず
「今日一つ悪い事をしたならば、三つ良い事しなきゃ許さん!」
12
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粕春大君
高き空より核落とす兵員に神父はのたまふ「神の加護あれ」
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