コタローのお気に入りの歌一覧
恣翁
細帯も締めで 寝間着の前はだけ 寝乱れ髪を 鏡に繕ふ
7
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河のほとり
夕まぐれ岩間の清水すずしさのゆかりに宿る月を待つかな
10
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河のほとり
そよぐ葉の声もかすかに陰ふかき竹の奥こそ夏に知られね
12
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河のほとり
照らすべきこころは知らずむなしさは同じ空なる月のひかりの
13
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河のほとり
さびしさよわが身を変ふる夕露に秋はまづ知れ心ある人
10
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へし切
夕されば秋の野風にをみなへし揺れてこころを誰によすらむ
15
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へし切
秋草の茂みのなかにかくれつつ紅のきわだつ水引の花
16
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翠燕
一時の 感情のまま 指動く 友だち削除 時は戻らず
10
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源 漫
いにしへも今もあるべき閑人ら夜をふかしては髪の禿ぐらむ
1
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源 漫
秋の夜の夢にそなたとまた逢へど笑ふも泣くも惜しく憶ふのみ
1
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源 漫
さ小橋に立ち寄る影の錦から何かが匂ふ薄月夜かな
1
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源 漫
彼岸より川風吹きて子供らのさわぎに乗れば夕暮れの空
3
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詠み人知らず
一日の過ぎ行く早さ秋の暮れ 山襞かげり明星またたく
15
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詠み人知らず
ぬか床に深く埋めこみ秋茄子 母が譲りの秘伝を駆使せり
13
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詠み人知らず
アルバムに子の運動会の目じるしにと赤い靴下履かせてをりぬ
13
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詠み人知らず
スポーツのテレビ観戦九月果つ試合試合に時のヒーロー
14
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可不可
ナトリウム足りなかったら互ひに薄ら汗なめあふ二人
3
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翠燕
手中の 瑠璃の星斗に 願ひ込め 見えざる想ひ 夜空に溶け込む
6
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翠燕
「こうすべき」 思ふほどに 道外れ 心に問へよと 鏡の叫び
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翠燕
川泳ぎ 向き合ひ見合ふ 親子亀 見守る母の 溢るる慈愛
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