夢士のお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
一編のおとぎ話にことよせて行ってみたいな蝶舞う野原
7
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雪柊
養われ 父に刃向かう愚か者娘授かり知る親心
21
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林林
悲しさや苦しさはきっとあったはずなのに遺影は微笑んでいる
24
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只野ハル
重力波初観測のとなりに軽すぎる議員辞職のニュース
16
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リクシアナ
活け直し今朝に開くは大輪のカサブランカの一番の花
13
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コーヤ
厳冬のときを紡ぎて山茱萸は蕾ほぐれり春を待ち侘ぶ
22
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ミミンガ
お向かいのしだれ梅にも花が咲き うっかり見とれる春化粧かな
11
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桐生賄
少しずつ 空になってく 子の部屋を 眺めて思う 時は早しと
23
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只野ハル
3月下旬並みの風を感じるそのためにだけ自転車を漕ぐ
22
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リクシアナ
さかのぼる旅路の分岐 路傍祠に 尋ねし道は心の往路
13
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デラモルテ
春風に汝が美しさ増しにけり春の小川に微笑みながら
8
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芳立
青破風の町をかけゆく少女子の髪紅きかな雪どけのころ
9
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詠み人知らず
君の背にビルと森とのスカイライン 輪郭は溶け もう闇になる
17
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デラモルテ
いにしへの思ひを偲ぶ春の古歌 明鏡止水の靜心あり
13
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リクシアナ
「お疲れ」と軽やかな声 今が好き カーテン薄く籠る逆光
17
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野々花
すれ違う笑顔に笑顔返したら吹く風少し穏やかになる
16
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野々花
子守唄歌ってくれた母さんの声が重なる夜の雨だれ
12
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野々花
いつの間に降り出したのか夜の雨淋しさだけが妙に重たい
18
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へし切
寂しさに眠れぬ夜は夢の旅うたのわめぐり刻は深けゆく
31
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野々花
優しさを抱きしめたなら歩こうよ心が冷めてしまわぬうちに
11
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