横井 信のお気に入りの歌一覧
葛城
麗らかに萠える青柳絲ざくら競ふを眺め日永過ごさむ
13
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舞
残雪を仄かに染めて暮れる日の光りやわらか弥生みそか日
6
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萱斎院
春の夜に花のさかりのたゆたへば 月にこがるる焔とぞみる
10
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夏恋
ふとマスク外してみればひいやりと沈丁花薫る甘やかな夜
10
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蔓葵
木の下を散りゆく花の白雪に忘るる春もありとこそきけ
13
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橘
街灯に白く浮かびて時ならぬ花の雲たつ深き夜の路
9
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只野ハル
知らぬ間に咲いた桜を知る間なく空ばかり見る病床の君
6
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つきの
笑いあえば 生きる心地す 春うらら 帰れない場所 彼方にあっても
6
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ななかまど
白鳥が北へと飛んで冬眠の蛙が鳴けば春は揚々
10
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うすべに
ひとときの夢からさめた寒桜 散り果ててなお紅をふかめる
8
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可不可
島国に蓋した裏で飲み会か 成績よくても頭わるいな
10
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詠み人知らず
ふわふわと 浮遊しては 弾け飛び 二人の関係 脆いシャボン玉
6
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KEN
うたた寢の 儚き夢の 色をして そぞろ零る陽を 寫す堅香子
11
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滝川昌之
待ち合わせ イケメン若木にとまるのは春鳥ごとき娘の美声
18
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へし切
老いぬれば見もせぬテレビに終日 ひとり住む身の侘びしきものそ
13
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トウジさん
役を終ふ名もない花は隈に坐し程合ひ咲きて宜しく飄々
7
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詠み人知らず
庭広く 野菜や花を 植えてみて 二匹の猫と 君と過ごす夢
8
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橘
交代のスタッフに任せ外に出て昼食しながら車中でお花見
5
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卓
散りて舞う 人に儚さ教えども次の春にも淡き夢みし
6
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び わ
四百年お役目終わり散っていく枝垂桜に人影はなし
8
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