夢士のお気に入りの歌一覧
コーヤ
昼下り苺スイーツともとして夫と語る言葉花咲き
18
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林林
信号が赤にて待てる四つ角に沈丁花の香甘くさわやか
25
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芳立
うぐひすの来鳴かぬままに暮れゆきて月は春べの色に出でつつ
10
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矢車菊
三十一文字、歌咲かせたい きみのためずっと枯れない花咲かせたい
24
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南美帆
海山に包まれ暮らす半島に春の訪れ今朝の光は
12
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灰色猫
星々に 名もなき太古の 昔から 死者へ手向けた 涙と花束
36
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葱りんと
母業をこなす傍ら子は漫画 怒鳴り散らすに 罪悪感なし
12
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道ゆけば晴
幸せね 君がそう言う日が来るをつよく信じて生きている
6
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桐生賄
初めての運転、往路お疲れと眠る足元湯タンポ忍ばせ
11
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デラモルテ
風の音闇夜に高く響きけり幽かに滲む雨水の望月
13
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己利善慮鬼
冬越えしドングリ拾う子等もまた冬を越えしと命逞し
3
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コーヤ
匂い立ちしだれて咲きぬ白梅の花の優しさ母を重ねて
21
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恣翁
南天の実の零るがに ちらちらと 夕霧の底に陽の映るかな
23
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麻
春の夜の窓を見やれば梅が枝にもる十六夜の月のかげかな
17
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へし切
旅立ちの布団ひとつを駅留めに怖さ知らずの青き春の日
27
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只野ハル
灯心のまだ消えぬ火は紅けれど火舎の曇りを拭う手のなく
16
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朧月
眠れぬ夜空を眺めて星を見て悲しみ遠く解き放ちゆく
12
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野々花
透き通る空気の中に陽はとけてとろりとろりと眠たげな春
14
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野々花
春の湖少し揺らして進み来る白鳥の白朝陽に溶ける
21
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舞
誰かために梳くや黒髪ぬばたまの乱れ初めむ夜に呼ぶひとの名は
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