ケンイチのお気に入りの歌一覧
さる
北の国 雪降り積もる けふの日に 七種の粥 こころ温め
4
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粕春大君
憂き節に冬の旅路はとほけれど芽吹く寒枝を待つもゆかしき
17
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由良
身を開くその時を待つ かすみ草誰の為でもないはずなのに
7
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詠み人知らず
玄関に置きし鉢植え福寿草ほっこり照らす寒中の朝
4
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団右衛門
水圧を いじるはたれぞ ウォシュレット 会社トイレで けふも絶叫
7
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螢子
積もる雪巻上げ唸るこの風も悲しみ背負う我にやさしい
13
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悠々
恋なくば哀しみもなく歌もなく冬枯れの庭に咲く花もなし
28
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たんぽぽすずめ。
二三文字読めば一首が宙へ咲く凜と静けき かるたの戦
7
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螢子
この雪の名など知らねど明日の朝白き大地となりぬるを知る
11
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でくのぼう
霞たつ山里の家戀しくば我が身にたとへ書に認めむ
7
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紫苑
水底に抱き合ふ腕のひとつありてどこまで蒼き冬のみづうみ
38
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卯月
毎日が記念日である この子には全てのことが初めてだから
6
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たんぽぽすずめ。
冬野辺にもって生まれた一輪へ君もほころぶ今がその時
13
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さる
梯子のり 大の字になる 出初式 江戸の火消しの心意気みせ
3
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由良
新しい春が運んでくるものを育てていこう 繋がるように
5
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由良
墨汁がぽとりと落ちて滲むようそんな嫉妬を埋めた粉雪
7
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まるたまる
日の暮れた新富士あたり諦めた景色にくっきり藍色の富士
5
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山桃
たちまちに凍れる風を吾受けて夕陽の砕きし破天に対ふ
4
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しろいろ
少年A少女Aが繰り返すさびしい街のさびしいごっこ
9
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下地杏
永遠にひっくり返す砂時計のまたひと粒が落ちて新年
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