詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
參道に咲き零る萩花の道秋つれる風と朝を歩めり
28
もっと見る
まあさ
秋蝉の 告白を聞き さりげなく 桜紅葉は 色付いてゆく
25
もっと見る
灰色猫
膨大な死人の文字の図書館でわたしは独り呼吸をやめない
18
もっと見る
歌蓮
図書館でペン持ち戦う戦士たち数ヶ月後の桜を夢みて
15
もっと見る
コタロー
蜩の聲の餘韻に浸るとき涼しき風が草花搖らす
13
もっと見る
河のほとり
色ふかく心を染めて奥山のもみぢにわれはまぎれてぞゆく
20
もっと見る
藤久崇
涼風や 長月が共 吹き越せば 更くるに添える 長の袖かな
24
もっと見る
まあさ
半袖の 客で賑わう 百均で 幅をきかせる ハロウィングッズ
23
もっと見る
へし切
噎び泣く おわら恋歌 風の盆 ふたつの影が かなしく踊る
21
もっと見る
へし切
鵺鳥のうらなく聲は悲しくも寄り添ひかけし言の葉温し
25
もっと見る
ながさき
核保有 大国並みに なれたなら 自国の民は 幸せなのか?
28
もっと見る
詠み人知らず
振りほどき 走れど荒野に地図もなく 心細さにただ立ち尽くす
19
もっと見る
詠み人知らず
業終えて 愛しい君と向き合えば 怖いくらいの好きが溢れる
18
もっと見る
夢士
筑波やま明野ひまわり雲白し秋の陽浴びて心を洗ふ
20
もっと見る
夢士
一人詠み歌のイロハは知らねどもうたのわに入り友をつくらむ
74
もっと見る
吉野 鮎
流星のかけらの幾つさがす夜葉月の風に微か秋立つ
42
もっと見る
inosann
振り返る和解と妥協の産物は寛容と許容の眉間の皺
21
もっと見る
灰色猫
桃色の狼煙が里にあがってる気をつけてねの愛しい交信
18
もっと見る
石川順一
ヨーグルト二つ続きを切り離すブルーベリーを選択したり
10
もっと見る
石川順一
バンバンと意気軒高に山河行くアナザーマインド持ちつつ防人
16
もっと見る
[1]
<<
91
|
92
|
93
|
94
|
95
|
96
|
97
|
98
|
99
|
100
|
101
>>
[235]