詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ながさき
群馬県 福祉施設で 今もなお 元気で暮らす 洞窟の人
24
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高松 蓮
やわらかな 光に満ちる アトリウム 硝子の反射は 秋の陽の色
5
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詠み人知らず
追憶の挽秋(おそあき)に浮かび懐かしく故人しのびて冬銀河濃し
16
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石川順一
団栗を水に漬ければ二個が浮く種をまくのは何時にしようか
27
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たけくらべ
風ふけど散らであらがふもみぢ葉は命の限り秋をとどめむ
30
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舞
我が内の獣鎮めと幾杯か子守唄なる酒の苦きを
15
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灰色猫
眠りたる母の棺をぽんぽんと楽器にしたる無垢な幼子
32
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へし切
黄落の降り敷く絨毯 踏みしめば 微かに聞こゆ冬の足音
33
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朔夜
飯がありボクの隣に君が居てこれよりほかに何を望もう
7
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コーヤ
野辺のみち祖母との思い出蘇る野菊手おりて歩き日のこと
24
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なかしぃ卿
姐さんと呼ばれいつしかお局に呼名変われり勤続二十年
7
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なかしぃ卿
寒い日に食べたくなりて寒空にアイスクリーム買ひに行きけむ
6
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もも桜
生受けて一日足らずの初孫が皆の心を一つにまとめる
11
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西村 由佳里
耳栓が聞かせてくれた心音に誘われ眠る霜月の午後
18
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美津村
朝日に向かひ行きて夕日に向き帰り脚ふらふらとトラックを降りる
8
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inosann
女子歯科医米粒ほどの親知らずにお持ち帰りをすすめてくれし
18
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まあさ
行動の全てがリハビリ ガンバレ夫 手伝わないのは私の愛です
25
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舞
毎日の代わり映えせぬ弁当を開けば仄か妻の温もり
22
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秋日好
八雲うちふたつくらいは身について方言集を声出して読む
22
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千映
徹子さん若くなるにも程があるなれない吾のひがみと聞いて
11
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