夢士のお気に入りの歌一覧
芳立
埋め立てて海にパンダの白黒のさかひも知らぬ国とこそ知れ
6
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へし切
降るときを忘れて春のなごり雪 野辺の緑をやさしくつつむ
29
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己利善慮鬼
雲散らす風は天女の乱れ髪黒く艶なる夜空結わえて
7
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葱りんと
不機嫌を察して夫はビール出す 「まあ呑みなよと」対妻マニュアル
19
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林林
庭の梅咲いてきたよと少年は母を呼び寄せ駆け回りをり
24
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矢車菊
原点に戻ればいいというけれどどこが始まりだったのだろう
32
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河のほとり
悪しきこと巡る報いのなしとても心ある人止めたるらむ
11
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麻
あかつきの別れしのびて山肌になごりの雪の衣かさねむ
20
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コーヤ
鶯は花咲く野辺を駆け巡り春の目覚めを眺め楽しむ
17
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只野ハル
ステルスが平和の翼と交差する飛び立つ空の色は異なる
7
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コーヤ
鶯が梅の小枝でうたう歌美声の響き「もう春ですよ」
16
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只野ハル
いたずらに規模を追いかけ息の切れ理念守らす外資の下へ
11
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Chico
春の陽のところ斑の夢前の川面揺ららの夢見鳥なる
27
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ゆりこ
風かおり蕾ふくらみ春そこに寂しさつのる別れのにおい
19
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灰色猫
いつまでも 生きているかの ように抱く 母猿哀し ミイラの子猿
29
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舞
萌えいでる命食みたり蕗の薹雪割り生まるさ緑の春
19
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野々花
哀しくて泣いた訳ではないけれど優しい雨が心に重い
17
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たけくらべ
逢へぬ日を哀れと思へ寒桜散らば八重なる望み絶へなむ
12
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デラモルテ
凍て返る夜の過ぎ去り安らぎぬ朝日耀ふ紅白の梅
13
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秋日好
望郷の梅の不在を埋めるがに小花の杏があちこちに咲く
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