ケンイチのお気に入りの歌一覧
山桃
箏の音に梅咲き散るやまぼろしの果てなむ闇を吾は見透く
6
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まるたまる
散歩にも美術館にも図書館にも行けないでいるこんな晴れた日
15
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中村夜
泣いているよわいあなたを抱きしめるすこしさみしい夜がはじまる
8
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たんぽぽすずめ。
閉じている心のドアをノックして今晩わって 歌ってみよう。
19
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falcon
泣きじゃくる弟なだめ帰る道幼き姉にコスモス揺れる
85
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螢子
天気予報当分雪のマークです。雪に埋もれて雪のうた詠む
5
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恋花
薄青の朝を待つ朝待ちわびて眠れぬ夜が終わらない夜
5
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まるたまる
つやつやの弦の響きに包まれて今宵のミューズは人魚を歌う
6
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浅草大将
思いつくままに言葉を並べては歌にならずにああ日が変わる
10
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螢子
明日受ける試験に備え「うかっ茶う」お茶を買いたり、お茶頼みする
7
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山桃
雨風の空清めたり里山の尾根筋きりと鮮やかに見ゆ
4
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庭鳥
心満ち足り溢れたるときならば歌うことなど思わぬものを
4
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山桃
朱の色は十四の年の紅型の花鳥匂ふ袖に留めて
3
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詠み人知らず
少女らの手からこぼれた一輪の花を活ければ活き活きと咲き
2
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向日葵
深く長い眠りののちに僕達が見上げる空は何色だろう
3
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紫苑
身のうちに巣喰う白蛇の蠢きを視つつ青菜に刃を落としけり
10
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あひる
早足で歩める我に從ひつ眞冬の影の 伸び伸び長し
4
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浅草大将
出で立ちてはや三十年をふる里は我にも増して老いゆくがごと
12
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日央
木の間洩る月の影だに憧れて松を渡りし風となりぬる
4
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浅草大将
哀しみも消ゆれと春に咲くなずな草煮るは採れ雪も見し中
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