秋日好のお気に入りの歌一覧
桐生賄
ジメジメと 湿度の高い 日が続き 季節が梅雨に 戻ったかのよな
14
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舞
かき氷口を真っ赤に食む子らは楽しかるべし真夏あお空
5
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麻
薄氷を踏み迷ふがに行きながら夏の陽射しを頼む愚かさ
8
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灰色猫
赤ちゃんを抱えるような優しさでスイカを抱いた夏休み
29
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みやこうまし
食欲のとみに衰え点滴す妻は黙して笑顔のサイン
15
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リクシアナ
積み上げた雲は砕けてしゃらしゃらと心変わりの白い時雨に
21
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沙久
しゃらしゃらと 砕けた雲は 吾に降り いつのまにやら 翼となりて
10
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沙久
優しさに 包まれた西瓜 二人して 分け合おうなんて まだ言えないや
13
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夢士
歳重ね知らず知らずに老い来たり気づかぬ振りの駅の階段
14
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へし切
夏と秋とめぐる季節のうつろひに風にたはぶる秋あかねかな
24
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沙久
腸内は 「バブル崩壊」 到来し 胃も目を見開く 遺伝の恐怖
9
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恣翁
一面の 群立つ芒 秋声を囁き合ふがに 風に靡けり
16
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舞
ゆく季節を気早き秋の草陰に声まだ若き鎮魂の歌
14
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みやこうまし
高原にすすきのゆれて白銀の穂波は招く秋の到来
14
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灰色猫
夏草の匂いのなかに紛れてる四つ葉摘み取り歌集に挟む
25
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沙久
母と観た三十七秒六〇の 世界のエンドは銀色だった
18
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リクシアナ
しめやかに秋雨降れば軒に吊る苔風鈴の音色くぐもる
25
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林林
高原は木のてっぺんから紅葉し枝に休める秋あかねかな
15
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林林
9パーの勾配下る車窓へと麓の田畑ぐんと迫れり
12
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林林
ウルトラマン熱く語らう父と子は渋滞十キロものともせずに
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