詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
濡れ来るを ひとり まつ夜の こぬか雨 などか忘らりょ 実なきことばも
19
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沙久
いくつまで恋は出来るのだろうかと 思い煩わずただはしゃいだ日々
20
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林林
梅の実に塩が絡まりゆくうちにふたりの愛は淵となりぬる
17
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林林
ひと月の契りと知るや梅と塩いのちの限り絡み合うかな
23
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たけくらべ
紫陽花の咲きそむ寺の極楽に涅槃を見たり霖のころ
23
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月虹
小雨にも大きな傘をさして行くいつか貴女と出会う日のため
61
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ながさき
朝露に 光り輝く アジサイは 地上に咲いた きらめきの星
26
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月虹
君恋ふる想ひは鐘を突くが如夜に鳴り響く雨をも砕ひて
71
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月虹
星へ行く船は真夜中過ぎ辺り二人の夢を飛び立つでしょう
62
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野々花
星ひとつふたつと数え結んだら何時しか出来るハートのマーク
11
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沙久
欲広げ 底無しの富 求めても いつかどこかの 棺おけの中
14
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沙久
トスをして 苦楽を共にす ラケットで ボールを放つ 攻め手を予想し
10
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へし切
蓮葉のたまれる水のひとしずく釈迦の涙の降らぬものかは
30
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コーヤ
鳳仙花熟した果実夢を乗せ飛び散る彼方へ幸を届けて
17
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コーヤ
夕暮れに陽に背をむけてしぼむ花ためらい切なくガザニアうな垂れ
16
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秋日好
残雪の疾く融けゆきぬ高原の野花を集め君に贈らむ
15
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秋日好
選挙権ないままに住むこの国で私は明日も花を植え付け
17
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秋日好
白薔薇の芳香の中散り間際花を見極め摘んでいかねば
15
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たけくらべ
契りきな真顔で吾を抱きつつ帰らぬ人のかげぞ恋ひしき
17
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ながさき
仏とは どこか遠くに あるものと 思っていたが そうではない、と
21
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