詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
さだめなきわたる憂き世は常ならず身は浮き舟にただよふばかり
24
もっと見る
コーヤ
露草の青き朝なり冴え冴えと天の恵みの雫がひかる
18
もっと見る
コーヤ
お日様と百日語らう百日草色鮮やかに咲き継ぎてゆく
13
もっと見る
灰色猫
虹色の 紙で作った 飛行機を あなたの空へ 目掛けて飛ばす
40
もっと見る
詠み人知らず
こっくんと雨にうたれてうなずける紫陽花みればあの娘を想う
17
もっと見る
詠み人知らず
おぼつかぬ母の足取り眺むれば首を垂れる稲穂の如し
19
もっと見る
舞
夕餉する食材の他いく本か花も買いゆく若夫婦かな
17
もっと見る
沙久
お願いの時ばかり声を張り上げる あの「泥戦」の幕開けとなる
14
もっと見る
沙久
うたを詠む これがどれ程幸せで 愛おしいことと 心で感じ
14
もっと見る
絮谷新
湖渡るさざなみ遠き窓邊にて電氣仕掛けの蝶を夢見る
5
もっと見る
絮谷新
春風よ俺を届けむとするならば必ず貼れよ「天地無用」と
4
もっと見る
絮谷新
かわたれの沙羅万雷は蒼白く雨風渡る風車のごと
10
もっと見る
絮谷新
とんぼ玉雫となりしギヤマンに夜閉じられて咲くは白百合
10
もっと見る
絮谷新
渡船場の石灯篭に闇添ひて鬼火戯る石蹴り遊び
16
もっと見る
たけくらべ
触れもせで見つむるのみの恋淡く心の声は君に届かじ
20
もっと見る
絮谷新
ゴンドラを砂の運河に滑らせて記憶に沈む夜のヴェネツィア
13
もっと見る
絮谷新
空に開くこうもり傘に見る夢は海の岬の白いブラウス
41
もっと見る
松本直哉
ちちははの結婚写真色あせてアルバムしろく夏至ちかづきぬ
13
もっと見る
松本直哉
星ひとつへればひとつの鳥のこゑふえつつ夏の夜の明けゆく
11
もっと見る
ながさき
かにかくに 西のふるさと しのばるる 祖母と遊びし なつかしき海
30
もっと見る
[1]
<<
939
|
940
|
941
|
942
|
943
|
944
|
945
|
946
|
947
|
948
|
949
>>
[965]