夢士のお気に入りの歌一覧
たけくらべ
春宵の千鳥ヶ淵に桜咲き月を背にして揺るる花影
23
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へし切
花の芽の苦味も季節の旬なれど むれ咲く花のときが春らし
29
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炭酸水
上衣脱ぎ駆け出す子らの靴底から冬の欠片が飛び散りぬ
17
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桐生賄
父母も 連れて一緒に 弟の お墓参りへ 雨止んだかな
16
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林林
筆を持ち背筋伸ばせば横に来てちょこんと座り真似する娘
29
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恣翁
逆浪の舳遮り 泊められで 長江の春も故郷に如かず
20
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野々花
読み終えた本を静かに閉じたなら冬という名の栞がはらり・・・・
15
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林林
作業着にアイロンかけて安全を祈る窓辺に梅の花咲く
41
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舞
春まだき名残雪降る貴女へと便りに記さん桜蕾むと
20
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朧月
おはようのかわりに歌を紡ぎます色とりどりにこころのままに
15
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桐生賄
霧深し 静まり返る 故郷に ただ響くのは ダンプの音なり
15
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野々花
暖かな日溜まりの中微笑めばたんぽぽひとつ開いたみたい
18
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リクシアナ
畳紙に残り香添えて偲ぶ春いつに着るなく眺む塩瀬の
23
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千映
クロッカス三輪咲いてお説教「お寝坊さんね」吾の顔見てる
9
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月虹
丁寧に季節の峰を折り返すここから先は新しい春
65
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桐生賄
霧の中 くねくね山道 走ってく 小さな花束 おにぎり持って
14
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リクシアナ
沢桜 雪折れの枝 瓶挿しに 蕾固くも萌え色見たり
26
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西村 由佳里
まっ白な空にペン先向けながら桜さくらとつぶやいてみる
9
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炭酸水
跳ねるはや天突くつくし翔ぶひばり野にも里にも春は来にけり
14
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千映
好きという言の葉引き出し満杯で入りきれない好き空き箱に
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