秋日好のお気に入りの歌一覧
夢士
迷走の記録残して野分ゆく秋の実りの爪あと痛し
17
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夢士
川べりの若き尾花の群れ出づる雨にも負けず流されもせず
15
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へし切
雨はれて心すがしき秋の日に窓より見ゆる木蓮の花
22
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恣翁
細波を広ぐる風に 漁り火の 星屑のごとく砕けて 散りぬ
20
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沙久
願ったのはそんな答えじゃなく吾と おんなじ気持ちであってほしかった
14
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舞
良き風の竹林仄か影間より仏法僧の声静やかに
13
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絮谷新
清らなる音を夕べに渡らせて水琴窟の辿る水脈
19
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野々花
疲れてるあなたに私が出来るのは追わない待たないすべてを削除
23
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野々花
さよならの言葉を幾度も繰り返す海鳴りみたいに悲しい声で・・・
20
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野々花
あやふやな想いはいつも流されて涙みたいに秋止符をうつ
22
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なかしぃ卿
QRコード読み取る如く我が心読まれし吾妹子の前
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美津村
午前三時汝のやすけき息聞こえ冴えたる月の窓に差し入る
11
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美津村
波に乱れ漁火一列遠ざかり島の向ふに月出づるらし
7
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美津村
朝の霧段なし流れくる岬濡れゐる岩に汝とたちたり
6
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詠み人知らず
新涼に夏の名殘を惜しみては路地の紫陽花セピアに色變へ
13
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詠み人知らず
夏と秋行き合ふ雲の浮かびゐる空から秋がしみ込みはじめり
11
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詠み人知らず
寄り添ふて高く低くと一對の秋蝶の舞ひ影やはらかに
16
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詠み人知らず
封切ればインク匂へり秋はじめ書き立ての文君が温もり
14
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千映
寂しきは君との想い出少なくて話題グルグル回転木馬
12
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千映
人生で一番今が華がある古希近し吾の変な人生
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