幸子のお気に入りの歌一覧
ななかまど
残業の机並べし二年半きみの笑顔が喪のはがきにくる
4
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千映
古希過ぎて肉食女子の仲間入りこころの熱量まだアップする
13
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あゆか
図書館でレポート課題やっているなかなか本が揃わないまま
10
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あゆか
平成の平をもらって弟の名前が決まるはずだったけど
2
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あゆか
仲良しの桜子ちゃんと美雪ちゃんキラキラネームより輝いて
3
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あゆか
ばあちゃんが敬老会のカラオケで熱唱したら九十九点
11
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あゆか
母ちゃんのトマト絞った離乳食 オイラ、トマトで生きていました
2
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洩矢転石
明日香野の雷の丘武蔵野のさきたま古墳の九月九日
4
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洩矢転石
亡ききみよ。散った桜はまた咲くし流れた雪はまた積もるのに
7
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洩矢転石
あの夏のベッドの中のきみの手の温度のうたをまだ詠えない
8
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灰色猫
おはようの報告義務を怠ってベーコンエッグにベーコンがない
20
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詠み人知らず
聞こえくる 「あえいうえおあお」 澄んだ声 発声練習 演劇部かな
13
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ひよこ豆
公園の隅にボールが残されて主来るまで落ちる葉数え
13
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詠み人知らず
幾たびの戦火を耐えてきたのだろう苔むす灯籠五尺の総身
15
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横井 信
冷めてゆくコーヒーの湯気 何もない机の上で狼煙があがる
17
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ななかまど
「ぴ」と叫ぶバーコードの縦線が吾に教える白菜の鮮
4
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恣翁
白き葉を落として 柳痩せつめり 尖れる風の 冬告げ吹けば
16
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藍子
冬近し昼の温度と朝夕は着る服難しこちらかあちらか
12
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可不可
ハイスピードカメラでギロチン撮る様に 秋の夜長すべる三日月
7
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滝川昌之
鍋持たされ父を迎えにおでん屋へ策士の母の一石二鳥
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