ケンイチのお気に入りの歌一覧
螢子
来年のお題は「葉」なり長月の晦日とならば飛び立つだらふ
6
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浅草大将
茜さす光まばゆしむらさきの匂へる君とあふち咲く日よ
11
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山桃
怖づ怖づと凍れる道を辿り来ば星影見えて霧雪の舞ひけり
4
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じゆん
罵詈雑言らくがきされた壁を見る こどもはこどもで悲しいんだな
13
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螢子
降る雪は峠をこえて夕間暮れアイスバーンは輝きをます
7
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浅草大将
幾そたび経りし春には思はざり今一度のもののあはれを
6
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庭鳥
かなしみよ歌に気化して燃え上がれ歌よ寄り添え友の傍ら
24
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山本克夫
山奥の源流に端を発したあけがたの水のような会話
5
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浅草大将
現そ身に今日大空を飛ぶ鳥のあすかも知れじ終の別れは
14
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ななし野
あてもなく旅をしたがるそのこころ できるだけ北行けるだけ西
12
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光源氏
何想ひ月を眺むや鹿の子は春のけはひにそぞろうつろふ
7
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光源氏
春来たと粗忽の蛙騒ぎ居り梅の小枝のうぐひす笑ふ
10
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悠々
かなしみと孤独が歌をうむのならうたびとはみなふしあわせなのか
35
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山桃
朝影を照らして映ゆる雪の原寂光なれどあやめもわかず
7
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浅草大将
春まだき思ひの陰はなほ寒し積もり残るは雪にあらねど
8
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山桃
雪明かり月の見えずは置き去りの浮き雲照らし形代にせよ
5
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紫苑
君を見ぬ深山に凍る涙とき雪をさくらと歌へうぐひす
11
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浅草大将
ひとときを千々に乱れて飛ぶ雲の跡にふたたび冬の青空
9
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浅草大将
便所にて新成人の反吐を拭く掃除係も今日から二十歳
7
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紫苑
夕映えは辞世にも似て薄墨のきはに茜のいのちを燃やす
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