コタローのお気に入りの歌一覧
朔夜
炎天下透ける脳味噌酷使してもこぼれ落ちてく文字の数列
5
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朔夜
寂しいと囁く傍で大丈夫と応えてくれる鸚鵡が欲しい
3
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朔夜
なにゆえに生き急ぐのだ人も国も壊れてしまえば戻らぬものに
5
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朔夜
頑張れと言っちゃいけないわかっていても君に聞こえぬ拍手を飛ばす
4
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朔夜
足下の黒土見据えずんずかと歩き歩いたプレゼンの朝
3
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夢士
秋うらら朝の陽を受く茶臼岳きらりゴンドラ山頂目指す
14
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翠燕
ざわめゐて 想ふ心を 疑ひて 会へぬ時間は 我への問ひかけ
10
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ななかまど
次にくる季節むかえる散歩には大きく前へ振りて歩まむ
7
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ななかまど
新しき名刺の増えることもなくめくれば過去の声のざわめく
9
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ななかまど
一日ももたずくずれる秋の空生きてゆかんや葉陰のとんぼ
5
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ななかまど
秋の風あれこれそれの指示をしてバスへと走る忙しき妻
6
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ななかまど
廃炉とは目先のやすき言葉なり今日の不安を明日も思うこと
8
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行中納言中将知師
春のふく風にちりゆく夜桜も 大火もおとる早乙女の恋
4
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行中納言中将知師
うき雲をおしわける風たつ田なる もみぢのおほふ山かくれ径
3
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行中納言中将知師
おく山をたそがれ時のながめせば やへ霧わけてもみでけるかな
2
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可不可
草むらに耳すますと溜め息も 秋蟲が夏バテなんて
7
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西村 由佳里
なんとなく疲れたような気がしてもあともう少しと続くおしゃべり
4
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西村 由佳里
毎日のように綴るは短か歌夢幻の心に喝入れるため
7
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西村 由佳里
水色に小さな白がぽつぽつと生まれる前の住まいみたいに
4
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西村 由佳里
絵の本の表紙眺めて詠む歌は色の乏しい裏側の我
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