ケンイチのお気に入りの歌一覧
光源氏
薄墨の櫻の花は静かなり物は言はねど心のたしかさ
10
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さる
お女中が年に一度の薮入りを楽しみに待つふるさとの親
3
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悠々
力をも入れず天地を動かして人も世も変える言葉畏ろし
9
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由良
寒空にぽっかり浮かんだ陽だまりの木々からピルルル鳥のさえずり
3
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浅草大将
手に取るはたまの杯ならずして欠けた湯呑で夜毎飲む酒
11
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羽
日向めく獣のにおいを吸いこんで真冬の友を抱きしめにいく
16
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浅草大将
ゆき積もる氷の下は見えねども耳に流るる春のおとづれ
10
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大河千紋
果てしなく降る細雪野に臥せばほのかにぬるし夢うつつかな
8
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水葉
風が舞う雪を孕んで風が舞う独り残れるその白き中
5
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螢子
目覚むれば今朝もはたして白銀の世界となりぬ踏み出す一歩
12
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浅草大将
降り頻る春めきし陽を尚寒みまだ見ぬ雪の冬ぞ惜しけれ
6
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浅草大将
映せ身の水辺を去らで惑ひてはなど仙人となるしすの花
10
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ゆら
恋をせよ諸手をあげてここにある風の原子を感じるように
33
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さる
わが妻の誕生日けふお祝ひの歌を贈りてよろこび伝ふ
18
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庭鳥
日陰ではまだまだ氷はっていて指先の傷時折しみる
8
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紫苑
薔薇の実を掌にころがせりげに丸く息づきもせで棘もつ我は
8
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紫苑
蝋梅の浅黄の衣はしどけなく香のみ纏ひて吾を誘ひけり
10
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悠々
ふたたびの春めぐりなばうぐいすのさえずり聴かむ冬枯れの山
11
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小原真琴
せをあおぎ さやぐ想ひは いくばくか 手離したるは 天の羽衣
9
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水葉
降りてほど冬の深さと言う人の深き雪をもとけし春待つ
9
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