コタローのお気に入りの歌一覧
源 漫
朝曇り道辺を這ひし蚯蚓よりゆるき車に命ながるる
2
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源 漫
古里の柳の千枝の下陰に老いも若きも碁打つ夕暮れ
3
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詠み人知らず
うたかたの華やぎ祕めて曼珠沙華しきりに燃えて山あいの畦
20
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詠み人知らず
古本のめくるページのその中にイチョウの枯葉はあと附けてをり
13
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詠み人知らず
心地よき風澄み渡り貴船菊そよと清しき古都を偲びる
15
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KEN
熟れる毎 黒さ増しゆく 苹果たち 風吹く闇夜 搖れて我見る
13
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KEN
雨に映え 雨に褪せゆく あぢさゐの 氣高きこころ 秋雨に凛
12
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河のほとり
露わけて尋ねか行かむ野に遠く風のこたへぬ夢のありかを
18
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内田勝也
群れはぐれ水鳥一羽背を向けて水浴びしおり我が友なれば
5
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内田勝也
陽は溢れ光に満ちたこの町の片隅にある悪意の芽生え
2
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内田勝也
シャンプーの強すぎる香に辟易し薄れつつある神と追憶
2
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内田勝也
寒天の固まるまでの冷ややかさわが言の葉の瞬間凍結
2
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内田勝也
病葉は浮きつ沈みつ流れゆくわが朽ち果てし歌いかにせむ
5
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KEN
矢をつがふ 与一のやうに 岩ひばり 西陽に一羽 秋の日の那須
16
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千映
また一人同級生の旅立ちにメールがグルグル回る仲良し
5
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千映
白彼岸花もあるよと送られし画像は楚々と塊で咲く
8
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うすべに
すがる杖 目を細めてる彼岸花 浄土に続く道のいろどり
10
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灰色猫
立っているここが世界の中心でないなら僕は誰なんだろう
18
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へし切
赤ままの花咲くみれば幼児のままごと遊び秋の夕暮れ
13
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横井 信
バス停に並ぶ落ち葉の笑い声優しくなった日差しに踊る
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