橘のお気に入りの歌一覧
桃山
瀬戸田よりトロピカルなる届け物柑橘の香り爽やかに立つ
6
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舞
レクエイム夢とき交わす言の葉の忘れ去るべき彩りのとき
8
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KEN
凍えつつ おぼろの燈り 十三夜 眠る櫻の 淺し夢かは
9
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ななかまど
見においでカーブミラーの膨らみに犬ふくらんで猫ふくらんで
14
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波端
遠つ祖の日時計十二に割りたるを視る われひとり 覺めゐる眞晝
5
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谷村思亜
大海に 泳げとクジラの肉体に 入れられしメダカの魂我は
7
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横井 信
良い年を信じて走るランナーの足音ひびく冷たい月夜
13
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うすべに
星をさす細い小枝の桜木の 月に鈍色じっと春待つ
8
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び わ
ミス多し取り組み慎重気を抜かず今年の行事ほぼ完了し
6
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葛城
へっついも竈もくども無き今に尚年の瀬は煤払うらし
14
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舞
枯れ木にもやや色残る冬の日に妻の手触れるそれくらいには
7
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桃山
贈られし鮭の半身を眺めては料理の仕方指折り数え
7
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葛城
暖取りの油屋練り來夕まぐれ 賣り聲今は風物詩となり
14
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舞
召還すま白の街を宝石の光りとなせる無垢の朝の日
7
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桃山
いよいよに歳押し迫る気配かなこの気忙しさに踊らせられて
9
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夏深
エサ撒けど赤いおべべに届かない池はひっそり初氷の日
7
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音弥
仰ぎ見る大三角は冬空の無限の時の中に輝く
21
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ガビー
我が母の足らぬ母乳を補いし 山羊は近所で繋がれている
5
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半格斎
靜けさの中に手持ちし蝋燭の 火先ゆらぎて聖夜なるかな
12
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ななかまど
この星の憂いを覆うシルクかと思いて窓の白き音聴く
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