粕春大君のお気に入りの歌一覧
河のほとり
遥ばるとさわぐ草葉もすさまじく止むともなしな小野の夕風
6
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紫苑
ぬばたまの絹をまとへるをみなごは花びらひとつ川に流しぬ
11
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詠み人知らず
和歌浦に寄せよ詞の玉津島恵みの波もあだならめやは
10
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紫苑
日ざかりを微風にふれよ花々はうた詠むわれに何を語らふ
19
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へし切
欲深き人の行い怨むよな荒ぶる空の嘆きが聞こゆ
20
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香月
求めても鴨は飛び立ち背子も居ず心儚く痛しこの傷
4
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浅草大将
ひとすぢに守るこころを磨かずばなど光あるくろがねの道
16
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あどりあん
紫陽花と青苔の香に迎えられ ゆだねる心地は極楽浄土
5
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あどりあん
酔いしれた散った花びら踏みしめて生えそむ青葉に光射し込む
5
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塵々
俺だって「結婚しなよ」と言われるが、男性蔑視にならない不思議
7
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詠み人知らず
八重葎茂れる門の露けきにつきさし入るる夜ぞ楽しき
6
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聴雨
夜深く身を知る雨の降り初めて時かた待てど月は隠るる
5
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芳立
そよ風のおとづれ聞かぬ葦の葉もいづれの青におとりやはする
6
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聴雨
真白なる真珠の懐く底知れぬ海のあをさと汐のぬくもり
12
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芳立
ふりそめしころもおぼえず飛鳥川あすかは見むといは橋の瀬に
6
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詠み人知らず
別れ来し朝のたよりもなき心ゆくへも知らぬ恋の道かな
9
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香月
雲間より顔覗かせし居待月心痛くも満ち欠けゆきぬ
3
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へし切
よき歌はたれが詠もうと胸に沁む哀しき歌も楽しき歌も
52
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うすべにあおい
紫陽花に 色の移りを 身に重ね人は人なり 我を生くなり
5
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雲居の月
夢と見しか現と見しか朝ぼらけ月の雲居に君が袖振る
5
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