KENのお気に入りの歌一覧
うすべに
時をへて打ちすてられた山畑に 昔をしのぶ満開の梅
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恣翁
鐘の音は 暮色の迫る高殿の影の奥にや 鎖されぬらむ
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横井 信
心地よく湯船に浸かる冬晴れの土と遊んだ休日の夜
14
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舞
嫋やかな隠る日やさし如月の何事もなく過ぎる一日
10
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ななかまど
笑う顔怒る顔にも見える雲 仕事仲間の顔ながれゆく
13
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朝野沙耶
ウィスキーを抱えるチョコが溶けるまであなたを見つめる理由ができた
13
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横井 信
もう春は近いと梅の花に寄る風のリズムに冬鳥は舞う
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舞
凍て月もおぼろに煙る雪明かり長閑更けゆく弥生待つ夜
11
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へし切
日の本の大和の国の日はおちて今はむかしの賑はひもなし
11
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恣翁
樅の木は 静かな枝を夜に張り はだれの雪を淡く残せり
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滝川昌之
雲梯で皮むけるまで手を運べその熱量が未来をつかむ
17
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うすべに
傘をうつ音も聞こえず梅の花 香りふかめるしめやかに雨
13
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へし切
降り積もる雪をながめてため息を 明日の通院 雪かきのこと
17
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ななかまど
電子マネープリペイカードクレジット 馴染めぬ友よ少しわかるよ
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敦希
泥濘を君行けば吾は砂利道を 先到れば飯炊き待たむ
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灰色猫
あいみょんがもしいとこならみょんづけで呼んでもらえる勝機があるな
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滝川昌之
雪道のたどる轍のありがたさ先人たちの足跡を踏み
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うすべに
きさらぎの空の気まぐれ梅の花 陽ざしに浮かんで翳りにしずむ
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恣翁
鮮やかな色の鱗の並ぶがに 波紋のごとく出づるマヌカン
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横井 信
まだ風の冷たい朝もポケットの中でやさしくスマホを握る
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