詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
同じことしなくていいと学校が歪めた自由を個性と呼ばない
16
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へし切
年ごとに豪華になりぬ恵方巻 さて ご利益も プレミアムなの?
16
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只野ハル
デザートのロールケーキも丸齧り鬼も呆れる別腹が居る
17
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夢士
鬼の面めがけ豆撒く孫の顔メール送られ吾も豆撒く
13
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夢士
豆撒きの声なき街の静けさや子らは何処に鬼は何処に
20
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もぢずり
イメージは浮かぶも言葉は消え失せてたのむ一音なりとも出でよ
6
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び わ
月もまた親子手つなぎ生きている皆既月食空飾りおり
7
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舞
誇るほどの翼も持たぬ吾なるに何時か翔ばんとペンギンの夢
12
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秋日好
駒鳥が何してるのと聞きに来る余らせた花捨てる呵責に
16
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秋日好
内省と自己暴露だと覚悟して浅いところでじたばたしてる
12
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洩矢転石
どれくらい泣けば忘れられるかななみだにきみが溶けているなら
14
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秋日好
左右から朝日に向けて雲流る眩暈がしそうな金曜バス停
15
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みやこうまし
わが歌は老いと孤独がターゲット 仕方がないか 立ち位置狭く
14
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聴雨
寒ゆるび窓辺に猫はあくびして薄ら日を背に丸く乗せる
11
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詠み人知らず
手袋に受けては消ゆる白雪と歌の言の葉いづれ儚き
14
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詠み人知らず
節分の豆をかじりて 雪見する 春は遠いが氷綻ぶ
7
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詠み人知らず
不完全 崩れて固めたこの私 それでもいいと誰かが云った
11
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灰色猫
今日もまた崖っ淵まで全力でアクセル踏み込むチキンレースさ
15
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コタロー
池に住む水鳥たちの羽の色しばし見とれてやがて立ち去る
7
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コタロー
節分の嫌ひな奴が鬼の役豆投げつけた遠きあの頃
6
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