秋日好のお気に入りの歌一覧
リクシアナ
晩秋の濃霧の底にほのあかい罪の果実は蜜を満たしつ
25
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絮谷新
鴉啼く宵の硝子の眼球に露の結べば滲む夕星
15
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沙久
この写真 天に召された 君だとは 信じられずに 笑顔をなぞる
21
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林林
疲れきり眠るあなたの背をさすりお疲れ様って涙止まらず
21
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灰色猫
雨の中ごく鮮やかに煌めいてヘッドライトの乱反射に死す
14
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灰色猫
足早に流れて消えるヘッドライト流星のごと流れて果てる
16
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灰色猫
君求め孤独に惑う霧の中幽霊船に乗せられてゆく
19
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灰色猫
涙するあの日の君に何色の言葉をかけてあげればよかったの
20
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灰色猫
あの時に君が残した言の葉はずっとわたしのなかで燻る
25
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へし切
風におつ木の葉が下のみなし栗 思へば哀し吾が老い身かな
25
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沙久
数分後 数時間先も わからない この「今」の中 命を紡ぐ
20
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舞
有明の月に侘びしく鈴虫の夜長に足りぬ妻問いの声
7
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恣翁
嫁入りのもり木 生涯 仕舞ひ置き 己が火葬の薪に為きなり
17
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林林
日が昇るあなたにミントティー淹れる最後の滴微かな余韻
21
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絮谷新
屋上に白きシーツを干したれば純正律の風の口笛
18
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リクシアナ
遠雷の雲のもつれに胸さわぐボルドー色の木枯らしの朝
25
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夢士
秋深し走りて夏日たまの汗止まりてそこに秋の風あり
19
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灰色猫
大人には成りきれない僕を乗せバスは理想と現実行ったり来たりさ
16
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灰色猫
まだ無垢な瞳もやがて気づくだろう未来を目指す翼のあること
18
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灰色猫
それはもう眩しいくらいの原石で歌に育って別れを告げた
15
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