KENのお気に入りの歌一覧
茂作
彦と云ひ姫と呼びては區分けする 吉備津社の厠可笑しき
10
もっと見る
横井 信
あぜ道に影はやさしく延びてゆく行き交う人を待つコンバイン
12
もっと見る
凌霄花
廊下三つ 照ろうか降ろうか 雲ろうか空の忖度 晴れのち曇り
10
もっと見る
茂作
神宿る彌山の峰に開け來る あまた島影水軍の道
12
もっと見る
滝川昌之
我が箸をぬるっとかわす里芋は温み求めて豚汁を出ず
16
もっと見る
バジル
秋空に4分音符が踊る如 赤褐色の吾亦紅咲く
16
もっと見る
ながさき
岸田さん 支持率低下 弐割九分 不支持が 六割四分になった
8
もっと見る
凌霄花
夕さればまんまるの月微笑みて虫の音聴いてる出雲路の秋
11
もっと見る
へし切
常盤なる松の緑は変わらねど 山は紅葉に色変わりゆく
10
もっと見る
御宿川蝉
どくだみに 代はりて咲くや吾亦紅 柿の木の下 季の移ろふ
11
もっと見る
横井 信
濡れた傘引きずり駅の階段をふらりふらりと踊る秋風
10
もっと見る
うすべに
小夜ふけて居待ちの月に花ざかり 遅れちゃったと萩がつぶやく
8
もっと見る
へし切
路の辺に花茎を伸ばして 彼岸花 夏の疲れに季節は巡る
12
もっと見る
凌霄花
死後の世のありやなしやとひとり問う無にきすならば恐怖遠のく
10
もっと見る
ながさき
引っ込みが つかなくなって 突き進む いつか来た道 昭和の嘆き
9
もっと見る
滝川昌之
少年の蒼きキャップに汗の痕 北斎の描く白波のごと
14
もっと見る
茂作
ふるさとに訪ねん人も居らなくに 歸つて來るやに誘ふ山川
14
もっと見る
横井 信
秋風の遠い地面を踏みしめて重いカバンをぐっと抱える
9
もっと見る
うすべに
通り雨 濡れて月待つわれもこう 大丈夫だねと去る雲ながめる
8
もっと見る
滝川昌之
夢一夜 穂を開ききる 切り花の 芒の定め 望月に添う
15
もっと見る
[1]
<<
83
|
84
|
85
|
86
|
87
|
88
|
89
|
90
|
91
|
92
|
93
>>
[598]