蔓葵のお気に入りの歌一覧
萱斎院
春風の吹き来る方はおほけれど そなたになびく青柳の糸
13
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萱斎院
春過ぎていかで過ぐさむ来ぬ人の たのめし風に寄する藤波
15
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へし切
春過ぎて山の緑はうすくこき今日よりかへる夏衣かな
33
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芳立
風やいかにうすくれなゐの花筏ながれてのちの藤いろの滝
14
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コーヤ
棚で咲く 藤 紫の 花すだれ 池の水面も 紫に染め
26
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詠み人知らず
よきほどにすごしてしがな藤波の池にうつろふすがたし見れば
8
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近江拙歌
櫻花雨に散りては人知れぬ軒端の春ぞただに過ぎゆく
9
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芳立
春秋をひとよに過ぐる命かなきのふの花もけふ吹雪くとは
12
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詠み人知らず
亡き母の文庫本読み気に掛かる 何を想うや折り目のページ
184
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まぽりん
泡沫の憂き身はやがて消えななむ通ふ恋路もなみの逢ふ瀬に
28
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へし切
梅の香にさそわれ来鳴く鶯の 初音もこほる寒き朝かな
31
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呉竹の憂き節
まだきにも連ぬる道を人問はば八重山吹の色とこたへむ
4
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呉竹の憂き節
ありと知るおのが心のます鏡いづくにも見む曇りなき月
10
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呉竹の憂き節
曇れかし幾重の夜半と知らねどもまた心にもすむ月なれば
10
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リクシアナ
二車線の冬の轍は凍てついて未明の月がざらりと映る
32
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光源氏
君があたりたなびく雲の絶え間より幽かに見ゆる雨の夕暮
17
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河のほとり
会ふことをちぎりし人はいさ知らず花は春をぞ忘れざりける
15
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河のほとり
まぼろしをなに頼むらむ千里をもこえて心は訪ぬるものを
11
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河のほとり
けがれたる心と身とをなげくとも花はきたなき土にこそ咲け
21
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林林
赤紫蘇に心打ち明け梅の実は柔らかき頬紅く染まりぬ
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